認知の歪み

ケーキの切れない非行少年たち(著:宮口 幸治)という本を読みました。殺人や性犯罪など重大な犯罪を犯した非行少年たちはホールケーキを三等分にするという簡単なことができない…という実に興味深い内容の本だったのですが……。
なぜ、三等分に切れないかというと、それは「認知のゆがみ」が原因だとのこと。認知の歪みとは、物事の捉え方に歪みがことをいいます。同じことを体験したり、見ても、認知が歪んでいると、受け止め方が人と異なってしまうため、非常識に見える行動をとってしまったり、理解されないような言動をしてしまう…というようなことらしいです。非行少年たちは、認知に歪みがあるため、歪んだ形で物事を捉えて凶行に及ぶのではないのではないかと。認知の歪みにもいろいろパターンがあるようで、白か黒かどちらかという極端な見方、一度の失敗だけみて「いつもこうだ」と決めつける、なにか失敗した場合に自分に失敗の原因がないのにも関わらず自分のせいだと思い込む…などなど。
一応、自分の中では大きな認知の歪みはないと思っていますが、こうやっていくつかのパターンを見るとたまに歪んでいるときはあるのかな?なんて思います。もちろん認知が歪んでいるから犯罪を起こしやすいとかそういうことではないですが、自分に自信をもなくなったりするようなのであまりネガティブ思考になりすぎないように気をつけたいなと思いました。

一つの勇気が人生を豊かにする!

行ったこともない知らない場所へ行くのって、勇気がいりませんか?事前にちゃんと行き方を調べてから行くのであればまだ大丈夫なのですが、調べずに、それこそ行き当たりばったりのような行程は、怖くて踏み出せません(笑)でも私の友人は、むしろそういう「冒険」が大好きなんです。二人で旅行を計画した時は、最終目的地だけ決めて、その道中は特に決めずに宿もその日に予約するというのが彼女の考えでした。私は断固反対しましたが、「知らない場所での発見て自分の人生が新鮮にならない?」という友人の一言で、その気持ちが見事に覆ってしまいました。昔読んだ、冒険小説の主人公のようで、彼女がとっても眩しかったです。冒険が大好きな主人公は常にポジティブな考えで仲間たちを救います。彼も新しい場所へ行くことには抵抗はなく、むしろ未来を切り開くために率先して進んでいました。友人が言う、「人生が新鮮になる」ことは、自分の未来にも繋がることなのかなぁと思い、勇気を出して!と自分を鼓舞したような気もします。
計画した旅行は大成功!とっても楽しかった!知らない場所ってこんなにワクワクするものなんですね!今度は知らない場所への一人旅行、計画してみようと思います!

読書の消費カロリー

好きなことをして痩せられたらどんなにいいだろう。そう思ったことはありませんか?
私は読書が好きなので、本を読めば読むだけどんどん痩せていく、食事制限もしないで好きなものを食べて、本だけ読んで体型維持…なんてことができたらいいなあ、なんて夢みたいな妄想をしたり(笑)もちろんそんなことはありえないということはわかっています。でも、本を読むのって実際どれくらいカロリーを消費するんだろうってちょっと気になって調べてみました。
読書を75分間行うことにより、なんと100キロカロリー消費するとのことです。思ったより多くない?だって座ってるだけで、体を動かすわけじゃないじゃない?運動強度(METs)で言えば、読書は1.3程度になります。ちなみに歩行が3、ジョギングが6です。
数字だけ見ると低いけど、歩行が3に対して読書が1.3って思ったより多く感じますね。
どうやら人は知識を得たり、勉強をしたりすると脳を使うのでカロリーを消費するようです。脳はブドウ糖を使いますから。ただやはり体を動かす運動というわけではないから、脂肪燃焼とまではいかないようです。読書をすればするほど、脳のブドウ糖は消費されてはいくけど、だからといってそれで脂肪は燃焼されないし痩せはしないということです。やっぱりそんな夢みたいなダイエット方法はありません(笑)

国語辞典の良さ

今、読書をするにしても、小説を書くにしてもわからない言葉や言い回しに不安を覚える時は、さっとネットで検索するとあっという間に答えが見つかりますよね。すごく便利だなあって思います。
漢字の使い方、例えば「納める」「収める」「治める」「修める」すべて読み方は「おさめる」ですけど、自分が使いたい「おさめる」は本当にこれであっているのか?なんて不安もネットで検索したらすぐに解決します。
昔はわからない言葉があれば、国語辞典をひいてましたが、今、本の辞典や辞書を使う人っているんですかね。小学校なんかではまだ使用していそうですが、大人になったらまったく使わなくなってしまいましたね。重いし場所を取るし、調べたかったらネットですぐわかるから辞書引くより早いし…。以前は電子辞書なんてものが出て、なんて便利なんだ!って感動をした記憶がありますが、今はそれすら使わないですからね。
けど、国語辞典って見るの楽しくなかったですか?自分が調べたい言葉の前後にある言葉を読んだり、適当に開いたページで面白い言葉を見つけたり。分厚い国語辞典を一番最初から最後まで読んでやるぞ!って意気込んでみたり。ネットで調べるのは楽だけど、国語辞典は国語辞典の良さがあるというか…たまに使ってみるのもありなのかなって思ったりします。語彙力アップに繋がりそう。

オイスターバーで牡蠣を堪能

この前、読書仲間のみんなとはじめてオイスターバーなるところへ行ってきました。牡蠣、大好きなんですけどなんとなくオイスターバーは敷居が高い気がして行ったことがなかったです。海辺の浜焼きなんかは何度か行ったことあるんですけどね。
牡蠣は生で食べるのが一番好きなので、いろいろな種類の牡蠣を生で楽しみました。どれも同じようで、大きさや食感、風味が食べ比べると違う!その他、香草やアンチョビがのったオーブン焼き、バターソテー、カキフライ、リゾットといろんな牡蠣料理を楽しみました。やっぱり牡蠣美味しくて大好きです。
牡蠣って調べたら、ただ美味しいだけじゃなくてすごく栄養価が高いんですね。良質なタンパク質に加え、アミノ酸の一種のタウリンが豊富で、ビタミンB1、B2それに不足しがちな鉄分と亜鉛が含まれていて、まさに「海のミルク」と呼ばれるだけあるなと思いました。こんなに栄養価が高いのに低カロリー、低脂肪なのも嬉しいところ。鉄分や亜鉛は普段気をつけてないとすぐ不足しちゃうから、大好きな牡蠣で補っていければ…と思いますがちょっとむずかしいですよね(笑)自分で調理するのはちょっと怖いし…なによりお財布にはあまり優しくないところが…。でも定期的に食べたいなあ。

本のサブスクは良き!

最近、サブスクって言葉をよく聞くようになりました。サブスクとは「サブスクリプション」の略で、月額料金を支払って音楽の聴き放題、動画の見放題、中には飲食の食べ放題なんかができるサービスのことです。以前は、「月額制」とかそんな風に呼ばれていたと思いますが、今ではすっかり「サブスク」っで広まってきていますね。
私も気づけば複数のサブスクを利用しています。はじめは無料お試し期間だけで、ちょっとどんなものか様子をみるつもりだったんですが、どれも加入すると便利でなかなかやめられなくなってしまいますね。一個一個はコスパもよくてお得なんですけど、何個も加入すれば当然費用もかさむし、一個の使用頻度が下がるから高く付くのかなと…最近どれか解約しないとなとは思ってるんですけどなかなかどれにするか決められません(笑)
そんな中、ついに読書のサブスク入ってしまいました(笑)そこまで読みたい本ないだろう、やっぱり紙で本は読みたい、加入したら絶対やめなさそう…などの理由で避けていましたがいざ加入したら…やっぱり素晴らしかった!小説も思ったより有名で売れてる作品もあったし、オンライン限定のものも多数あり、これはなかなかコスパが良いです。
今まだ無料お試し期間ではありますが…これは継続になりそうです(笑)

鉛筆の話

鉛筆を最後に使ったのっていつだろう…。大人になってからは選挙の投票のときに使うくらいで、日常的に使ってたのは中学生?いや、小学生くらいかも?そもそも気がつけばケータイやパソコンを使って文字を入力することが圧倒的に増えて、筆記用具すら手にとっていなかったかもしれません。たまに小説のプロットや駄文を気分でノートに走り書きしますが、そのときもたいていボールペンかシャープペンを使用しています。
鉛筆に書かれてるBだのHってそういうえばどういう意味なんだろうと思って調べたらBはBLACKで黒さ、HはHARDで硬さという意味だそうです。他にも私は見たことがありませんが、Fというのもあって、それはFRAMの略でしっかりしたという意味でHとHBの中間くらいの濃さと硬さの鉛筆のことだそうです。芯の硬さは全部で17種類あり、柔らかいものから6B、5B、4B、3B、2B、B、HB、F、H、2H、3H、4H、5H、6H、7H、8H、9Hとあります。私が子供の頃はHBが主流だったと思いますが、最近の子供は筆圧が下がっているらしく2Bが主流になっているとか…。私は筆圧が強めだったのでHBですらちょっと濃いかな?と思っていましたが。
鉛筆のことを考えていたらなんだか鉛筆を使いたくなってきました(笑)シャープペンにはないあのさらさらな書き心地好きだったなあ。

文字だけで表現する

テレビや雑誌で美味しそうなものを見ると、それが無性に食べたくなる!お腹がすく!!ってことありませんか?テレビだと照明や角度、食材の持つ質感、湯気や肉汁とかの演出もしっかりとして、視聴者が食べたい!って気持ちになるような工夫がしっかりされているかと思います。あれって、美味しそうな食べ物の動画や写真を見て、脳が刺激されるからなんでしょうね。
けど文字だけなのに、小説などでも食べ物の描写や人がご飯を食べてるシーンを読んでるとつられてお腹が空くなんてことありませんか?これって実はすごいことなんじゃないかって思います。実際の食べ物の写真や映像があるわけでもなく、文字だけでその食べものの美味しさを表現していて、読み手の脳内でその美味しそうなものをイメージさせてるってことですからね。食べ物だけではなくて、食べてる人のちょっとした仕草とかでも「美味しそう」とか「お腹すく」なんて思わせる作者がいて舌を巻きます。文字で何かを表現するためにはやはり、観察力も重要なんだなって思いました。
食べ物に限らず、文字だけで人にこちらが伝えたいとすることをしっかりと伝えられる表現力を身に着けたい…!表現力のトレーニングで今、目の間にあるものを詳細に表現するなんてことをすると実力が付きそうですね。

たまには手作りで

この前、読書ついでに街歩き情報の雑誌をぱらぱらとめくっていたんですよ。そしたら、商店街のおいしいコロッケ特集なるものを見つけました。コロッケを買うとしたら、コンビニかスーパーのお惣菜コーナーが多いのですが、商店街にあるような昔ながらのお店が作っているコロッケもいいなあなんて思いました。なんというか、手作り感があって温かい雰囲気というんですかね…。コロッケは買ったほうが安いなんて思ってたから作ることはあまりしなかったけど、せっかくだし久々に作ってみるか!なんてすっかりその気になってしまいました。我ながら実に単純(笑)
コロッケと一口にいってもいろんな種類がありますよね。クリームコロッケ、野菜コロッケ、かぼちゃのコロッケなどなど…。個人的にはカニクリームコロッケが大好きなんですけど、ここは初心にかえって、シンプルな牛肉コロッケを作ることにしました。じゃがいもを潰して、玉ねぎをみじん切りにして、具材を炒めて、ころもをつけて、コロッケを揚げて…。手間はかかったし、多分雑誌で紹介されているコロッケほどの味ではなかったかもしれないけどすごく美味しく感じました!
やっぱりコロッケにおいては、作るのが面倒な料理として名前がよく上がるだけあって、買ったほうが安上がり、楽…ではあるんだろうけどなんとも言えない充実感がありました。ちょっとした幸せを噛み締めています。

予約本の順番待ちについて新事実

もうずっと図書館へ通っていますが、ついこの間初めて知ったことがありました。予約した本の順番待ちについてです。
自分が予約した本が利用してる区間の図書館に無く、他の区でその本がある場合はそこから図書館側が取り寄せてくれて借りられるのですが、私が予約した後に、その区の利用者が予約するとその人が優先されて私は後回しになるんですって!…うーん…文章で説明は難しい…伝わったかな?
つまり、自身の利用する図書館がA区、違う区の図書館をB区として、A区の図書館に本をリクエストしたけど取り扱っておらず、B区の図書館にはある場合、取り寄せてもらうかたいで予約。しかしその後にB区にお住まいの方がこの本を予約すると自分の予約より優先される、ってことです。
実は去年の12月にある小説を予約したのですが、待てど暮らせど一向に取り寄せ完了の連絡がこない。そこで心配になって図書館の方に訊いてみると上記のことが発覚したというわけです。
その区の方が続々と予約していったら私のところへは永遠廻ってこない……!結局3カ月ほど待ってようやく借りられたのでした。
これだけ利用しててもまだまだ知らないことってあるんだなぁ。もしかしたら地域によって違うのかもしれないですけどね。発見でした。
そしてそういう場合はもう潔く本屋さんで購入するのもアリですね。