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カオスなカフェは無頼派がよく似合う

9月 8th, 2020
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先日ユニークなカフェに行ってきました。アーティスト達のアトリエやスタジオがある建物の一画にある店でした。表向きは都会的でとても洗練された建築物でしたが、一歩中に入るとカオスを感じさせる内装になっていて、そのギャップがあまりにも面白くて私はその店のファンになってしまいました。
小さなカフェスペースの真ん中には巨大な丸い筒のような本棚があり、訪れた人達が食事やお茶をしながら読書を楽しむことが出来るのも魅力でした。また小さなステージも設置されおり、夜はライブも開催しているとのことです。イベントも本も堪能できるとは、さすがはアーティスト達が集う場所にあるカフェだと思ったのでした。
この日はココアを頼み、椅子に腰かけて本を読むことにしました。巨大な棚に置かれた書籍はマンガやエッセイ、小説に雑誌とジャンルも豊富でどれから読もうか迷ってしまいました。しかも今まであまり目にしたことのないようなアンダーグラウンドな本も多く、「全部制覇してしまいたい」という衝動に駆られたものです。数ある作品の中から今は亡きアーティストについて書かれた雑誌を手にしてゆったりとした時間を過ごしたのでした。混沌とした内装にも関わらず居心地がよい空間だったため、数時間ほど読書を楽しむことができました。
のんびりと有意義な時を過ごしながらもっとも心に残ったのは、この店を一人で切り盛りしていた男性でした。まるで昭和の文豪のような無頼派をイメージさせる出で立ちが印象的だったからです。そして彼の心の籠った接客がとても胸を打ち、また訪れようと心に決めたのでした。

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亡き妻が残したとっておきの日記

8月 19th, 2020
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キッチンの片隅に残されたノートには、妻が生前記した愛おしい記録が残されていました。料理のレシピや日常のささいな愚痴、心に残っている小説など、生きてきた中で彼女が経験してきたことが時にはユーモラスに、また時には真剣な眼差しで書かれておりました。夫は亡き妻が予約したカリスマ講師が教える料理教室へ行くことになり、その準備としてシイタケを煮ます。しかしながら今まで家事を全て奥様に任せていたため、干しシイタケを水に戻すということすら知りません。四苦八苦しながら、堅いシイタケを煮ている時にそのノートに出くわすのです。最初はただ何となく読んでいたのですが、そのうち鮮明に残された記憶を真剣に辿り始め、いつしか今まで頼っていたインスタント食品から卒業して、台所に立つようになるのです。そんな父のご飯を食べに娘や孫が頻繁にマンションに通うようになり、家族の関係を改めて築いてゆくのでした。
妻はあまり深く考えずにこの日記を書いたのかもしれませんが、残された者達にとっては最良の宝物になったと感じました。また母が家族のためにご飯を作ることは当たり前のように感じていた若い頃を思い出し、ちょっぴり申し訳ない気持ちになったものです。それは、ノートに家族のために作る料理へのちょっとした不満が書かれていたからかもしれません。
この小説からは料理をすることはもちろんのこと、日常の中にあるささいな不満や幸せは生きている者にしか味わうことができないものです。これから先の人生、いい事も悪い事も美味しい事もしっかり味わいながら大切に育んでゆきたいと感じたのでした。

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犬用紙おむつ

7月 21st, 2020
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この前、愛犬雑誌を読んでいたら、今は世の中高齢化が何かと問題になっているように、ペットの高齢化も問題で、介護グッズが人間さながらに紹介されていました。「へぇ、こんなものまであるんだ」と驚きの連続です。その雑誌に犬用の紙おむつがいくつか紹介されてて、ちょっと興味が湧きました。なぜって、うちのワンコが最近、いわゆるおねしょをするんです。寝ていたところが濡れてるんです。フローリングならまだマシだけど、カーペットの上はやっぱり困ります。拭いても臭いが残りそうです。消臭スプレーをシュッシュッとかけても、度重なると心配です。けど、歳をとってきたから、そうなってしまってるわけで、叱るには可哀想なんです。そして、先日、思い切ってペットショップで犬用紙おむつを買ってきました。袋から出してみても、もひとつよくわからなくて、しばらく袋の説明書きとにらめっこでした。真ん中に空いてる穴は一体なんだ……と思っていたら、それはしっぽを出すところでした。「そりゃそうだ」と納得です。いざ装着! 私がワンコを抱え込んでつけようとしている間、彼女はブルブルと震えていたんです。一体何をされるのかと怖かったんでしょうね。でも、私はその様子に笑いが止まりませんでしたけどね。ようやく装着できたけど、ワンコは落ち着かない様子でした。それも、つけ方が悪かったのか脱げてきてしまいました。今はまだうまく使いこなせていません。練習中です。ワンコでなく私が、です。

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人形の世界に魅了されて

7月 7th, 2020
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幼い頃八頭身のバツグンのスタイルを持つ着せ替えドールが大好きで、よく幼馴染と遊んだものです。彼女のお母さんは裁縫が得意だったため、お手製の洋服などを持っていることもあってか羨望の眼差しで彼女を見ていたことを思い出します。そんな幼少期の思い出を振り返るきっかけとなったのは「人形」に関わる随筆を読んだからです。この書籍は可愛いさや美しさだけではなく、怖いストーリーを描いた小説なども紹介されていて興味深く読ませていただきました。サイコパスをイメージさせる犯罪者が登場するものや官能的な世界を描いた小説に登場する人形達はまるで宿っているようにも感じました。まるで決して開いては行けない扉を開けてしまったような罪悪感を抱きながらも、こうしたストーリーを描く作家の内に秘めた思いを知りたいと感じたのでした。特にサイコパスを描いた物語は非常に面白そうで、夜眠る前に読む自信はありませんが是非手に取ってみたい作品でした。
さてお人形さんと言えば頭に浮かぶのはロリータファッションです。以前仮装パーティーに参加した時にゴスロリファッションに身を包んだ可愛い女性に出会い、話しかけたことを覚えています。服装だけではなく佇まいなど全てに世界観があり、思わず魅了されてしまったのでした。それはまるで幼い頃に出会った着せ替えドールを手にした時と同じ衝動だった気がします。こうした幾つかの偶然の出会いを受け、今まで知らなったロリータや人形の世界を少し垣間見てみたいと思う気持ちが増殖しつつあります。可愛さと恐ろしさが表裏一体化した世界の扉をくぐることで、私の趣味やセンスが少しずつ変わってゆくのも悪くないと思うのです。

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雨のお散歩は大変

6月 22nd, 2020
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先日の朝、起きたら思いがけず雨でした。ポタポタポタという音に「まさか」と飛び起きて窓の外を見ました。とは言っても、前日の夜に降っていたんだから、不思議なことではないんですけどね。思い出しました。ベッドでいつものように寝る前の読書をしていたときに、結構激しく雨音がしていたから「明日も雨かなぁ。嫌だな」って思っていたんです。単純に私が前夜のことを忘れていただけです。なにが嫌かって、もちろん、通勤のこともありますけど、それよりもワンコのお散歩が問題なんです。うちのワンコは、オシッコとウンチをペットシーツですることができなくて外でなきゃできないから、台風でも嵐でも必ずお散歩に行ってあげなきゃダメなんです。これって、かなり大変です。私は気が滅入りながらも気合を入れなきゃいけません。だから、先日も出勤前に一仕事です。レインコートを着るのを嫌がるワンコを押さえつけて急いで着せて、傘をさして雨の中を出陣です。「すぐ帰るんだからね」と声を掛けます。その言葉が理解できているかどうかはわからないけど、声を掛けずにはいられません。毎日、快晴だったら嬉しいけど、そうはいきません。雨が降らなければ、農作物に影響しますものね。小学校の時に習いました。というより、スーパーに行けば一目でわかります。仕方がないです。でも、できることならお散歩の時間だけは止んでいてほしいものです。

本に挑戦

洗練された生き方をする女性達のキッチン

6月 7th, 2020
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おしゃれで美しくて洗練されたライフスタイルを生きる女性がどんなキッチンで料理をして食事をしているか、私はとても気になります。こうした方々の生活を知ることは、自分自身の暮らしにも良い影響を及ぼすと思うからです。そんなことを考えていた時、古本屋さんで活気的な書籍を見つけました。それは今から10年程前に出版されたキッチンについての本でした。この作品は、当時テレビや雑誌、ファッション業界などで活躍していた女性のキッチンと取材で訪れた時に振る舞われたご飯について書かれていました。特にお台所にはそれぞれの思いが活かされた料理器具が揃っていて、インテリアも個性が生かされたものになっていました。大きなカウンターキッチンや水色のタイル張りの内装、窓から見ることが出来る心地よい風景など台所にはその人の暮らしを豊かにするための思いが詰まっていると強く感じました。また発売されたのが10年前ということもあり、今では既にその業界から引退されている方も掲載されていたのも懐かしく思いました。
勉強になることもたくさんありましたが、強く感じたことは「普段垣間見ることが出来ない台所という空間で手際良さそうに調理をする姿は見ていてよいもの」ということです。私もこの書籍に掲載されていた女性達のように料理を生活の一部として楽しむ心意気を忘れないようにしようと思いました。

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未知なる分野の雑誌から学ぶ

5月 25th, 2020
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世の中には様々な雑誌が発行されています。私は今まで音楽や文学、ロハスにファッションなど、どちらかというと趣味に根付いたものを読んできました。そのため職業やその業界に関する雑誌がたくさんあることは気にかけたことはありませんでしたが、先日高齢者介護についての雑誌に触れる機会がありました。そこには今まで知ることのなかったことが書かれており、私自身がこうしたことから目を背けてきたのだと考えさせられたのでした。書籍には老人介護に携わる女性の1日や高齢者がかかりやすい病気のことなどが分かりやすく書かれていてとても読みやすかったです。そのなかにあった緩和医療をする看護師がおこなうマッサージについての記事は特に印象に残りました。痛みや苦痛を少しでも和らげるために施すそうですが、セラピーとしても活用できるのではと思ったのでした。病気を患っている人にとって人の温かいぬくもりを感じることができる施術は一つの救いかもしれません。
健康でいること、ずっとこのままの暮らしができるという根拠がない安心感がどこかにありますが、私達は老いてゆくものです。今まで見ることのなかった分野の本を読むことで、こうした現実を学ぶことは生きてゆく上で必要なことだと感じました。これからも知らないことを開拓していくために未知の書籍を手にしていけたらいいと思っています。

本に挑戦

常識とは一体何なのだろう

5月 10th, 2020
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世の中の常識とは一体何なのか。それは礼儀であったり人への振る舞いであったり、物質としての形がないからこそ漠然としていて、難しく捉えてしまうのではないでしょうか。また仕事や職場、育った環境やコミュニティにより常識というのは異なってくると思うこともしばしばです。
今読み進めている小説は現代社会で生きることの難しさと滑稽さが散りばめられていて、面白くもありとても複雑な気持ちになる作品です。主人公の女性は幼い頃から人とは違う感覚を持っており、いつしかそれを他者の前で見せてはいけないものとして封じ込めようとします。しかしながら性格や生まれながらに持ったものはそんなに簡単に隠せることは出来ないため、四苦八苦しながらも普通であろうと努力をします。それを頑張るほど普通とは掛け離れてしまうところが、この作品の面白さでもあると思いました。そして私自身にもこの小説の主人公のように世間からずれているところがあることに気付かされます。それと同時に誰しもが社会に上手に溶け込むことができない何かを持ちながら生きているのではないかという疑問さえも湧いてきました。
「空気を読む」という言葉がよく用いられますが、これを実行するために湧き上がる気持ちを押し殺すことも多いような気がします。集団生活に溶け込むために大切なことと思えますが、そこまで無理をしなくてもよいのではないかとも感じるのです。現在読んでいる小説はまだ途中です。空気を読むことが苦手な主人公が今後どのような暮らしをして物語のエンディングを向かえるのかがとても楽しみです。

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認知症は人間だけじゃない

4月 26th, 2020
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この前、読んだ雑誌に載ってたのは動物の認知症のことでした。人間の医療の進歩と同じように獣医療の進化によってペットも高齢化してると書いてありました。それって、以前にもどこかで読んだことがあります。今、犬の平均寿命ってどのくらいなんでしょう。それでも、せいぜい15歳前後ですよね。でも、人間の年齢にしたら、80歳くらいにあたるらしいから、犬でも認知症などが見られるようになったんですって。夜鳴きをしたり徘徊をしたりと人間と同じです。また歳をとってくると寝ている時間が長くなるから、よく寝ているからといって、ずっとほっておくのは良くないんだって。なるべく刺激を与えてあげた方がいいということなんです。だから、人間に対するのと同じように話しかけることや身体に触れてあげることが大事なんだって。うちのワンコももうすぐ14歳になります。まだお散歩の時には走るし、鳴き続けてお散歩の催促をするから健康なんだとは思うけど、それでも耳は聞こえにくくなっています。言葉だけではきょとんとしていて、手振りで指示を出さないと理解できない場合が多いんです。でも、その雑誌に書いてあったんだけど、動物は生きるための本能で自分が弱っていることを隠すから、弱っているときに飼い主は気づきにくいんだって。そして、弱り切って本当に動けなくなって初めて、飼い主は「何かおかしい」って慌てて病院に連れて行くけど、もう手遅れだってことも多いらしいんです。それを読んだら、うちのワンコも元気だと油断していないで、普段から十分気を付けて見守っていなきゃいけないんだなって改めて思いました。

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ブックカバーに一目惚れ

4月 11th, 2020
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電車に乗っていた時のことです。隣に立っていたスーツ姿の男性がおもむろにカバンから単行本を取り出し読み始めたのでした。その時私の目が捉えたのは、とても素敵なブックカバーでした。書類を送る大きな封筒をコンパクトにしたようなデザインで、初めて見る上等なシロモノだと感じました。そのデザインはとてもセンスよく感じ私のツボを抑えたためか、おちおち本を読み続けることが出来ないくらいに心を揺さぶられたのでした。それから数駅通過したところで男性は降りる準備を始め、ゆっくりと本を閉じてブックカバーについている紐をクルクルと丸い留めの部分に巻き付け始めました。閉じられた書籍はまるで書類がぎっしりと入った封筒を小さくしたような不思議な形となり、その方のカバンにしまわれたのでした。
その男性はスーツをさわやかにかつおしゃれに着こなしており、「センスがよい人」という印象が心に焼き付いています。その印象の引き金となったのは本を覆っていたあのシロモノの影響も大きかったように思えます。間もなく降車してしまいましたが、またあの方に会いたいと思う気持ちとブックカバーをもう一度見たいという思いが今も心にひっそりと存在しています。そしてどこかで封筒型ブックカバーを見つけたら、絶対に購入しようと常々思っております。

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