金木犀

ちょっと前の話なんですが、買い物をしていたら、「金木犀」の商品を集めたコーナーがありました。
金木犀のフレグランス、ヘアクリーム、ハンドクリーム、お香、シャンプーなど香りがするものとボールペンやレターセットなどの雑貨も売っていました。その中で金木犀の素敵なしおりが売っていて気になったのでフレグランスとともに買いました。
金木犀の匂い、子供のころから大好きなんですよね。
最近では金木犀ブーム?なのか毎年フレグランスやボディソープなど金木犀の香りのものを販売しているのをみかけましたが、昔はトイレの芳香剤のイメージが強かったらしく「金木犀の匂い好きなんだよね!」なんていうつ「え?トイレの匂いじゃん」とか「便所花」とかって馬鹿にされて声を大にしていえなかなったんですよね。
調べたらやっぱり金木犀といえばトイレの匂いみたいな記事がそこそこヒットします。
でも気づいたら金木犀っていい匂いだよね!今年もフレグランス買った!みたいになってくれてとても嬉しいです。
フレグランスもいいですがやっぱり生花のにおいが一番です。
金木犀が香る時期は短いですが、外を歩いていてふんわり匂いが漂ってくるとほのかな幸せを感じます。
買った金木犀のしおりにフレグランスをかるくふきかけて、お気に入の小説に挟んでしばらく楽しみたいと思います。

VIVANT

夏頃に、友人からすごく面白いドラマがやってて話題だし、今なら無料で配信してるから見てと勧められて「VIVANT(ヴィヴァン)」というドラマを見ることにしました。
まずVIVANTってなんて読むんだ?なんて意味だ?と思いながら見始めたら、日本のドラマでここまでやるのか?というくらいロケーションが壮大で、その他セットや衣装、小物ふくめてどう見ても莫大な金額が制作にかかってるんだろうなというスケールに度肝を抜かれました。しかも、びっくりするくらい面白く、考察のしがいがあって続きがやたらきになる……。
毎週、1話見るごとにSNSでVIVANTで検索すると、視聴者の感想や考察がたくさん出てきて、それを読むだけでも楽しく毎週の楽しみとなっていました。
VIVANTは原作の小説や漫画があるわけではなく、ドラマのオリジナルストーリーです。
なので、ネタバレされることもなく、みんな一斉に考察するのがなんだか楽しいんですよ。目の付け所がすごいなと思うようなところに気づく人もいるし、それだけでも一つのコンテンツのような面白さがありました。
しかし、楽しいドラマもいずれは終わりがやってきます。ついに最終回が訪れてしまいました。最終回の放送は、配信されてすぐに見れませんでした。終わってしまうのが悲しくて。
ついに意を決して見てみたら…あれ?これまだ何かしらの形で続くのかな?って終わり方でした。これは今後に期待ですね。
あと、小説版があるそうなので購入したいと思います。シナリオが面白いからきっと小説も面白いんだろうな。ドラマにはない細かい描写とかあると嬉しいな。

狐の嫁入り

先日、日中にちょっと出かける用事があって外出していたら、急にポタポタと水滴が……。
え?と思って周りをみたら、大粒の雨がぽつぽつと降っていました。あわてて屋根のあるところに避難したら、すぐにざーっと勢いのいい大雨に。
でも空は不思議なことに晴れてるんですよ。
雨に太陽光があたってキラキラしててきれいなんですが、晴れているのに雨っていうのはなんとも不思議な感じがしますね。
だからこういう、晴れているときに降るお天気雨を昔の人は「狐の嫁入り」なんて呼んでいますよね。
わたしが「狐の嫁入り」という言葉を初めて知ったのはいつだったんだろう?
子供の頃なのは間違えないけど、親が言ったんだっけかな、それとも何かの本だったっけ……ちょっと思い出せないんですけどなんで狐?嫁入り??と思ったような記憶は薄っすらあります。
改めてなんで狐の嫁入りなんて言うのか調べてみました。
狐の世界では、狐が嫁入りするときに行列をなしますが、それを人間に見られてはいけないというオキテがあるようです。なので人に見られないように、偽物の雨をふらせて人間を屋内にどかしてから嫁入り行列をやるから……といったようなものです。
なるほど、昔の人の想像力や名前の付け方はすごく素敵だし、詩的だし、それでいて神様とかもののけへの敬う気持ち、脅威を忘れないちょっとホラーチックな感じ今の人にはない感性ですよね。
お天気雨が降ったら、嫁入りを邪魔しないように今後もそそくさと屋内に避難することにしようと思います。

人工甘味料

わたしが子供の頃から本や雑誌やテレビなんかでアスパルテームをはじめとした人工甘味料はガンになるおそれがあるなんて言われてました。
子供の頃は、「ガン」という病気はかかったら絶対に死ぬとても怖い病気のイメージがあって(実際怖い病気ではあります)必要以上に恐れていたのを覚えています。
なので、いちいち飲み物や食べ物の成分を見てアスパルテームなどの表記があったら家族に

「買わないで!!」
「お母さん、ガンになっちゃうから食べちゃだめ!!」

なんて必死になって摂取するのを阻止していました(笑)
時は流れ……成分などもとくに気にせず、人工甘味料の有無も気にせず摂取するようになりました。
なんですかね、この心の変化は。あんなに恐れていたのに。実際ガンが恐ろしい病気であることは変わらないのだから、気をつければいいのに。
もちろん体に明らかに悪いものを積極的に取り入れようとは思いませんが、人工甘味料ってそこまで体に悪いものなのか?って思うようになったからですかね。
おそらく健康にとってすごく良いものではないのはたしかなんでしょうが、一般的な摂取量さえ守っていれば安全との声もあるし、あまり神経質になる必要はないと思います。
食べ物を食べるときにまで、成分みて神経を使いたくないです(笑)
誰でも口にするものが成分なんか見ずとも安全であることが理想ではありますが、なかなか難しいですかね。

インターネット

最近、回転寿司屋や牛丼屋などで不適切な動画を撮って、それをSNSなどのインターネット上にアップして炎上する事件が増えていますね。
自らいたずらした証拠の動画を撮って、インターネットにアップしてしまえばどうなるか……。多分、全世界の人に見られているという意識があまりないのかもしれません。
自分の仲の良いお友達だけが集まったコミュニティーにだけ見せる感覚でアップロードしているのでしょう。その意識は危険なので、ちゃんと考えたほうがとも思いますが、そもそもそこまで考えられてたら、世の中の人からバッシングをうけるいたずらはしないでしょうが……。
面白いと思ってやったいたずらも、された側や利用者側には大きな損害やイメージダウンにつながるため、「いたずらでした」では済まなくなってきているのです。
たとえ子供がやったことであっても、最近でも巨額の賠償金が課せられた事例がありますし、軽い気持ちでやったことで、家族を巻き込んで人生が壊れてしまいます。
今は、子供のうちからカメラやインターネットにふれる時代ですから、インターネットの危険性を小さいうちから教えて学ばせなければいけませんね……。
わたしが子供の頃は、家族以外、見知らぬ大人も子供が間違ったことをすればしかってくれました。わたしもよく近所の本屋で立ち読みをして怒られました(笑)
怒られたときは落ち込んだり、なんでと思うこともあったけど今思えば、こういうことのおかげで大きな間違いをしないですんだのかもしれません。
しかし昨今では、評判や口コミが大切だからお店側も注意しませんし、個人間でもトラブルに発展することが多いから、他人へ注意する人はほとんどいなくなりました。
そうなるとやっぱりご家庭で小さい頃から、やってはいけないことやインターネットの性質をよく教える必要がありそうです。

お蕎麦屋さんを見つけた

先日、図書館の帰り道をあるいていると新しくお蕎麦屋さんがオープンしていました。ちょうどお腹が空いていたので入ってみることに。
わたしは普段白米派なので、あまり麺類を好んでたべることはありません。別に嫌いというわけじゃないんだけどね。あとうんどか蕎麦かと言われたら迷わずうどんを頼んでしまいます。
入ったお蕎麦屋さんにも一応うどんのメニューもありましたが、蕎麦が売りのお店のようだし、普段頼まないからと思って冷たいお蕎麦を注文してみました。
結論から言うとすごく美味しかったです。蕎麦ってこんなに美味しいんだってちょっと目からウロコです。お蕎麦もすごく美味しかったですが、蕎麦湯が美味しくてびっくりしました。
ちゃんと飲んだことはなかったんですけど、つゆで割ってわさびや薬味をいれて飲んだら本当に美味しくて。以前チェーン店の蕎麦湯を飲んだら結構サラサラしてたんですけど、ここのお店のはとろみがあってまろやかでした。
蕎麦っていってもいろいろあるんですね。うどん派から蕎麦派になってしまいそうです。もしかしたらここのお蕎麦が特別美味しいのかもしれませんが。
他のメニューも食べてみたくなったので、また図書館で読書したあとなどにでも寄ってみようと思います。

オペラ座の怪人

先日、古本屋さんにふらっと立ち寄ってみました。特に何かほしいとかそういった感じじゃないんですけど、ふとビビッときた書籍を買ったりするのが楽しいんですよね。現在本屋さんでは並んでいないような掘り出しものが見つかったりするので、それもワクワクします。
今回は「オペラ座の怪人 著:ガストン・ルルー」が目に入り、気になったので購入することに。あまりにも有名ゆえに、実はまだ読んだことがありませんでした。なんとなくのストーリーとあの有名なミュージカルのメインテーマは知っていましたが、小説を読むのは初めてです。
昔の本だし、翻訳されているものだから読みに行くいのかなと思いきや、そんなこともなくスラスラと読めます。
やはり原作ともあって映画版やミュージカル版では語られていなかった怪人の生い立ちや、なぜオペラ座の地下に住むようになったかが詳しく書かれておりました。作品をより理解するのにはやはり原作を読むのが一番だと痛感させられましたね。
その他にも細かい心理描写があり、各登場人物がより繊細に理解することができました。小説を手に触れてから、再度映画やミュージカルを見るとまた変わった見方ができそうです。
とても良い小説でした。買って良かったです。

BLUE GIANT

ちょっと前のことですが、『BLUE GIANT』(ブルージャイアント)という映画を友人に誘ってもらって見に行ってきました。
漫画が原作のようですがまったく知らなかったので、友人に原作漫画を知らないけど大丈夫?と聞いたところ、簡単な概要を教えてくれました。
その内容は田舎に住む青年が東京に出てきて、世界一のジャズミュージシャン(テナーサックス)を目指す。というシンプルなもの。
私は音楽は良く聞くし好きだけど、ジャズは全然詳しくありません。喫茶店なんかで静かに流れているのを聞く分には素敵だなって思うけど、なんとなく敷居が高いというか…(笑)にわかには語ってはいけないみたいなイメージというか。

けど、映画は大好評で漫画も大人気のようですし、おなじくジャズをあつかった「坂道のアポロン」は面白かったのできっといいものなんだろうなあと思って行ってみました。

結論から言うと、素晴らしい映画でした!ストーリーは音楽への情熱、好きへの情熱、男同士の熱い友情……。前知識なしで見たので、衝撃的なシーンもありましたが最後は涙でいっぱいでした。
ストーリーで泣けるのもあるけど、何より音楽がすごい……。ストーリーあってのだとは思いますが、音楽を聞いただけでこんなに感情や情緒が動かされて涙がでることってあるんですね。
これは映画館で見るべき映画だと思いました。

友人曰く、原作漫画のシーンが大幅にカットされているから漫画も読むといいよと勧めてもらったので今度読んでみようと思います。ジャズをききながら漫画を読みたいと思いました。

近所のレンタルショップが潰れました

近所にあったレンタルDVD屋さんが潰れました。たまにふらっと入って映画を眺めたり、コミックのレンタルもやっていたので、気になる漫画を借りたり…頻度は多くはなかったけど利用していたので、なくなっちゃうとやっぱりちょっとさみしいですね。今、動画はサブスクやオンラインレンタルが主流ですもんね。
確かにわざわざ借りに行って、返す手間があるレンタルショップよりも、好きなときに好きなものを選んで、返却しないでOKっていう自宅完結型のほうがどう考えてもも楽だし、時代にあってるんでしょうね。本屋さんも街からどんどんなくなってるなと感じてるけど、レンタルショップも街から消えていくのですかね。
と、おもいきや、某レンタルをメインでやっていた企業は、パソコンやスマホのリユースに事業に重きを置いて、売上を大きく伸ばしているようです。必要なら買う、いらなくなったら売って手放す、Z世代はこういう考えの人が多いらしくリユースは需要があるようです。
じゃあレンタル事業はやめちゃうの?と思ったら、レンタルをやることでお店に人が足を運んでくれて、結果リユース品が売れるので続けるそうです。なるほど、と関心してしまいました。移りゆく時代に取り残されて消えていく企業もあれば、発想を変えて急成長していく企業もあるんですね。

遅読は悪いことじゃない

私は読書が大好きですが、本を読むスピードは決して早くありません。
よく、読書が好きなのにも関わらず読むスピードが遅いことを気にしている方がいます。お気持ちわかります…。読むスピードが早ければ早いほど、たくさんの本を読むことができるし、時間も有効に使えますからね。あとは読むスピードが遅いと、理解力が乏しいのかなと不安になったりもします。
遅読は悪いイメージがあったりますが、私は決してそうだと思いません。良いところもあります。まず読むのが遅い原因としては、脳内音読をしているからだと思います。読書してるとき、自分の音声というか音読してる声が脳内で聞こえたりしませんか?私もちょととその傾向にあります。子供の頃、音読をたくさんさせられた名残なのかな?
あとは熟読ですかね。ちゃんとしっかりと確実に理解をしてから読み進めたい、文章をしっかりと味わいたい。これって悪いことなの?と思っちゃいます。せっかくすぐれた描写やストーリーや設定があるものをさらっと読み飛ばすよりは、しっかりとはじからはじまで私は楽しみたいです。
遅読を気にして、読書に苦手意識を持ってる方は気にする必要はありません。むしろしっかりと一冊の本を楽しめていて良いことだと思ってくださいね。