一時期、ネットやSNSで怖いと話題になっていた「近畿地方のある場所について」という作品を知っていますか?
こちらの作品、現在書籍化もされていますし、映画化も決定しています。
もともとは小説投稿サイトに投稿されていたネット発の連載小説なんです。
気になっていたので、Amazonで電子書籍を購入してみました。
この作品は、いわゆるモキュメンタリーという、ドキュメンタリー形式を装ったフィクション作品です。フェイクドクメンタリーとも言われるジャンルで、最近また少し流行ってきています。
フィクションとわかっていても、作りがあまりにもリアルなため、本当の出来事のように錯覚し、どんどん入り込んでしまいます。
普通のホラーよりも、リアルに侵食する感じがあって、妙に怖く感じるんですよね。
この作品は、いろんな短編ホラーやSNS、ネットの書き込み、インタビューを文字起こししたものがたくさん並んでいるオムニバス形式なんですけど、読み進めているうちにとある一つのことにつながっていきます。
いやー、すごい!これは素晴らしい作品だなと思いました。話題になるのも納得です。
わたしはそこそこホラー耐性があるんですけど、リアルな感じがゾッとしました。
この作品の作者「背筋」さんの作品が他にもあるので、そちらも買って読んでみようと思います。
また映画化もとても楽しみです。
カテゴリーアーカイブ: 本に挑戦
読みたい本の探し方
読みたい本ってどうやって探してます?
今これって読みたいタイトルは特に思いつかないけど、でもなんか面白そうな本があれば読みたいってときです。
結構いろんな探し方がありますよね。
一時期は気に入った作者の本を片っ端から読んでましたね。
お気に入りの作者の作品はだいたい自分の好みに似ているのではずれがありません。
またその作者と似た傾向のジャンル、作風の作者とどんどん辿っていくと、自分の好きなジャンルの本をしばらくは読むことができます。
あとは書店、図書館で「話題の本」とか「新作コーナー」へ行って、なんとなく気になったタイトルや表紙の本を手に取って概要を読む。
これも結構これだ!って本が見つかるんですよね。新しくお気に入りの作家さんが見つかったり、普段手には取らなかったけど、読んでみたら面白かったってジャンルが見つかったり。
あとは、最近だとインターネットフル活用です。
おすすめ書籍を紹介しているブログの記事を読む、読書メーターなどで評判の良い作品を探す、SNSの読書アカウントがおすすめしている本を読むなどなど。
感想は人それぞれとはいいますけど、大多数の方が面白いと言ってる本な、やっぱり面白かったり、どこか非常に魅力的だったりします。
そんな感じで読みたい本を探すっていうことも楽しみの一つだったりします。
読みたい本、気になる本は探そうと思ったら次々見つかるけど、なかなか全部読みきるのは大変。時間がほしい……。
耳から読書
最近オーディオブックよ良く利用しています。
やっぱり本好きとしては、本を手にしてページを開いて文字を読みたいという欲があるのでオーディオブックはちょっと……なんておもっていたこともあります。
けど利用してみたら案外悪くありませんでした。
最大のメリットは時間の有効活用、ながら読書が可能になるという点でしょうか。
移動時間、家事、運動中などの本を開くことはできないけど、あいている時間に耳から読書することが可能です。
空いてるけど本は開けないという時間を有効に利用できるんですよね。
もちろん慌ただしく動いてるときや、雑踏がうるさいときなんかは集中はできませんが、そうでもなければ案外内容、頭に入ってきます。
朗読はプロが読み上げているので、おもったよりも集中して聞くことができますよ。
読書苦手なんだよねって方にはこれ最高の読書法だと思います。
なにせスキマ時間に聞くだけでOKなんですから。
あと、長時間読書すると目が疲れるとか、手が疲れるとかも解消されます。
また寝る前にも最適です。
真っ暗でも大丈夫、そのままスムーズに入眠できてたりするのでわたしは最近、寝る前に聞いてることが多いです。
未だに大好きな作家さんとかはちゃんと活字を目で追いたいですが、スキマ時間や寝る前の時間も有効に知識やストーリーを得たいときは耳からの読書、ありです。
電子書籍派?紙の書籍派?
あなたは電子書籍派?それとも紙の書籍派?
これ読書する人では意見わかれますよね。
わたしは紙の書籍で読むほうが好きだけど、利便性の関係で最近はもっぱら電子書籍が多くなってます。
やっぱり電子書籍のいいところといえば、場所を取らないところでしょうか。
あれもほしいこれもほしいってたくさんの本を買っていたら、そのうち部屋をどんどん圧迫しちゃいますからね。
実際すでにそうなりつつあります。
あとは今すぐ読みたい!!というとき、書店に走りにいかなくてもワンポチで読めるのもありがたいです。
でもこれらの利点、考え方によってはデメリットにもなったりもしますよね。
好きな本をコレクションして部屋に並べたいとき、電子書籍ではそれは叶わないし、書店でワクワクしながらどんな本があるのかなって手に取ってみたり、宝探しみたいな楽しみが電子書籍サイトから買うと味わえません。
つまり、どっちも一長一短ですよね。
絶対紙!とか絶対電子書籍!とはなかなか言い難いです。
その本の欲しさとかコレクションのしたさとか、手軽さとか、今すぐ読みたい度で紙か電子書籍かを使い分けるのが現代のスタイルなんでしょうね。
ちょっと昔までは、電子書籍なんて…紙じゃないとみたいな考えでしたが、慣れてしまえばそんなこともなくなりました。
電子書籍やっぱ便利だなあなんて思うけど、お気に入りの作家さんの本は今後も紙で揃えていきたいなと思っています。
読書のメリットとは
読書って良いっていうけど、じゃあ実際なにが良いの?
と聞かれたらあなたはどう答えますか?
悩みますねー。なにせメリットが多すぎて(笑)
最近SNSとかで「人生がより良くなる習慣」とか「大人になってからも続けると幸せになる10の習慣」などでよくあがる「読書」。
そういったリストに名前があがるほど本当に読書は良いことがたくさんあると思います。
メリットは山程ありますが、簡単にあげると…
・語彙力があがる
・漢字に強くなる
・理解力があがる
・読解力が身につく
・知識が身につく
・判断力が身につく
・想像力が豊かになる
・人の気持ちがわかるようになる
・様々な人の立場、視点から物事が考えられるようになる
などなど……。
その他にも集中力が身についたり、読書をすることによりリラックスすることができます。
よし! じゃあ今日から読書を習慣にしよう!
って思ってもなかなか腰が重い方はいきなり分厚い本や難しい本を読もうとしてませんか?
まずは自分の気になる本を選んで、一日5~10分だけとかでもOKなんです。
はじめは漫画からとかでもいいですし。
本は人生を豊かにします。ぜひ、読書習慣のない方は少しでも本に触れてみてくださいね。
図書館へ行こう
図書館に足を運んで、本を借りる…これってすごく有意義なことだと思いませんか?
今やインターネットが普及して、書店や図書館に行かなくても自宅で読みたい本が探せて、またパソコンかスマートフォンがあればどこからでも好きなタイミングで読書が可能です。
けどあえて、図書館で本を借りると…。
まず自宅からほとんど出ないという場合、図書館までの移動がちょっとした運動になります。
また道中に、素敵なショップやカフェが見つかるかもしれません。
そして、特に読みたい本がなかったとしても、図書館内をゆっくり見てまわると、今まで知らなかったジャンルの本や、これ読んでみたいという本との出会いがあります。
あとは図書館内って不思議な雰囲気と匂いというか、ゆっくりと館内を見てまわるだけでもリラックスできるような気がします。
読書スペースもリラックスして読書できるような工夫がされていることが多く、自宅で本を読むよりもはかどることも多いです。
そして、本を借りた場合、期限内に読み終わる必要があります。
あれもこれもと読みたい本がたくさんあっても、読み切れる量だけにしぼって、期間内に読み終え、また図書館へ返却しにいき、新たな本を見つけて借りる。
なかなか良いサイクルができると思うんですよね。
たとえ期間内に読みきれなかったとしても、図書館へ行くメリットって結構あるきがするんですね。
何より無料です。お散歩がてらに図書館に行くのってとっても良いと思うんですよね。
最近、図書館行ってなかったなあって方はぜひ足を運んでみてください。
新しい気付きや出会いがあるかもしれません。
金木犀
ちょっと前の話なんですが、買い物をしていたら、「金木犀」の商品を集めたコーナーがありました。
金木犀のフレグランス、ヘアクリーム、ハンドクリーム、お香、シャンプーなど香りがするものとボールペンやレターセットなどの雑貨も売っていました。その中で金木犀の素敵なしおりが売っていて気になったのでフレグランスとともに買いました。
金木犀の匂い、子供のころから大好きなんですよね。
最近では金木犀ブーム?なのか毎年フレグランスやボディソープなど金木犀の香りのものを販売しているのをみかけましたが、昔はトイレの芳香剤のイメージが強かったらしく「金木犀の匂い好きなんだよね!」なんていうつ「え?トイレの匂いじゃん」とか「便所花」とかって馬鹿にされて声を大にしていえなかなったんですよね。
調べたらやっぱり金木犀といえばトイレの匂いみたいな記事がそこそこヒットします。
でも気づいたら金木犀っていい匂いだよね!今年もフレグランス買った!みたいになってくれてとても嬉しいです。
フレグランスもいいですがやっぱり生花のにおいが一番です。
金木犀が香る時期は短いですが、外を歩いていてふんわり匂いが漂ってくるとほのかな幸せを感じます。
買った金木犀のしおりにフレグランスをかるくふきかけて、お気に入の小説に挟んでしばらく楽しみたいと思います。
VIVANT
夏頃に、友人からすごく面白いドラマがやってて話題だし、今なら無料で配信してるから見てと勧められて「VIVANT(ヴィヴァン)」というドラマを見ることにしました。
まずVIVANTってなんて読むんだ?なんて意味だ?と思いながら見始めたら、日本のドラマでここまでやるのか?というくらいロケーションが壮大で、その他セットや衣装、小物ふくめてどう見ても莫大な金額が制作にかかってるんだろうなというスケールに度肝を抜かれました。しかも、びっくりするくらい面白く、考察のしがいがあって続きがやたらきになる……。
毎週、1話見るごとにSNSでVIVANTで検索すると、視聴者の感想や考察がたくさん出てきて、それを読むだけでも楽しく毎週の楽しみとなっていました。
VIVANTは原作の小説や漫画があるわけではなく、ドラマのオリジナルストーリーです。
なので、ネタバレされることもなく、みんな一斉に考察するのがなんだか楽しいんですよ。目の付け所がすごいなと思うようなところに気づく人もいるし、それだけでも一つのコンテンツのような面白さがありました。
しかし、楽しいドラマもいずれは終わりがやってきます。ついに最終回が訪れてしまいました。最終回の放送は、配信されてすぐに見れませんでした。終わってしまうのが悲しくて。
ついに意を決して見てみたら…あれ?これまだ何かしらの形で続くのかな?って終わり方でした。これは今後に期待ですね。
あと、小説版があるそうなので購入したいと思います。シナリオが面白いからきっと小説も面白いんだろうな。ドラマにはない細かい描写とかあると嬉しいな。
オペラ座の怪人
先日、古本屋さんにふらっと立ち寄ってみました。特に何かほしいとかそういった感じじゃないんですけど、ふとビビッときた書籍を買ったりするのが楽しいんですよね。現在本屋さんでは並んでいないような掘り出しものが見つかったりするので、それもワクワクします。
今回は「オペラ座の怪人 著:ガストン・ルルー」が目に入り、気になったので購入することに。あまりにも有名ゆえに、実はまだ読んだことがありませんでした。なんとなくのストーリーとあの有名なミュージカルのメインテーマは知っていましたが、小説を読むのは初めてです。
昔の本だし、翻訳されているものだから読みに行くいのかなと思いきや、そんなこともなくスラスラと読めます。
やはり原作ともあって映画版やミュージカル版では語られていなかった怪人の生い立ちや、なぜオペラ座の地下に住むようになったかが詳しく書かれておりました。作品をより理解するのにはやはり原作を読むのが一番だと痛感させられましたね。
その他にも細かい心理描写があり、各登場人物がより繊細に理解することができました。小説を手に触れてから、再度映画やミュージカルを見るとまた変わった見方ができそうです。
とても良い小説でした。買って良かったです。
遅読は悪いことじゃない
私は読書が大好きですが、本を読むスピードは決して早くありません。
よく、読書が好きなのにも関わらず読むスピードが遅いことを気にしている方がいます。お気持ちわかります…。読むスピードが早ければ早いほど、たくさんの本を読むことができるし、時間も有効に使えますからね。あとは読むスピードが遅いと、理解力が乏しいのかなと不安になったりもします。
遅読は悪いイメージがあったりますが、私は決してそうだと思いません。良いところもあります。まず読むのが遅い原因としては、脳内音読をしているからだと思います。読書してるとき、自分の音声というか音読してる声が脳内で聞こえたりしませんか?私もちょととその傾向にあります。子供の頃、音読をたくさんさせられた名残なのかな?
あとは熟読ですかね。ちゃんとしっかりと確実に理解をしてから読み進めたい、文章をしっかりと味わいたい。これって悪いことなの?と思っちゃいます。せっかくすぐれた描写やストーリーや設定があるものをさらっと読み飛ばすよりは、しっかりとはじからはじまで私は楽しみたいです。
遅読を気にして、読書に苦手意識を持ってる方は気にする必要はありません。むしろしっかりと一冊の本を楽しめていて良いことだと思ってくださいね。