聴く本って!?

先日、知人がこんなことを言っていたんです。「最近、オーディオブックがすごいらしいよ」って。「それ、なんだっけ?」というのが正直なところでした。音楽のように聴く本なんだそうです。オーディオブックという言葉は聞いたことがあるけど、それがどんなものかなんて考えたこともありませんでした。プロが本を朗読しているんだって。それって、普通に自分で読むよりはそうとう時間がかかりますよね。知人によると、長編小説なら10時間以上かかるものもあるらしいんです。そんなに長く聴くって大変じゃないのって思ってしまったんだけど、実際はすごく楽だっていうんです。まず、音楽のように何かをしながら聴けるから、普通なら絶対にできない『ながら読み』が可能なんです。うーん。文字を追って、文章から自分なりに思いを馳せることが好きな私には、なんだかピンときません。でも、自己啓発本やビジネス本ならありかもです。講演会を聴いているようなイメージなのかもしれません。けど、こと小説となると……どうも気分的にはしっくりきません。でも、小学校のときに国語の教科書に載っていた物語の朗読を授業中に聞いた記憶があります。あんな感じなんですよね、きっと。でも、それって、朗読する人によって物語の印象は変わりますよね。特に小説の場合。私は自分なりにイメージを膨らませるのが好きだから、向いていないような気がします。でも、未体験だから、絶対にそうだとも言えません。一度、お試し体験してみるべきかな。

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