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夜には夜のいいところがある

8月 12th, 2014

夜になって、一通りの街中のざわつきが終わる事、なにか飲み物を片手に表の景色を眺めるのが楽しみです。部屋の明かりも全部消して、月明かりや外の明かりを頼りにします。5分もすると目が慣れてくるのでたいしたことはありません。昼間は、そこにあっても見えない星が見えてくるようになり、窓から見える夜の景色は又違った物になります。子どもの頃は夜が大嫌いでした。お化けがいるとか、見えない何かがいるから怖いとか、変な音が聞こえてくると原因が何なのか見えないので怖くて怖くてしょうがありませんでした。だからいつも小さい懐中電灯を持ち歩いたり、いつも必ず誰かといたり、駅から歩く時は遠回りでも外灯が多くある道を選んで通る事が多かったです。でも大人になって世界がどんな物かわかってくると、その暗がりに見えるかすかな景色が綺麗に見えたり、暗いからかもし出せる雰囲気などがある事に気づき始めました。暗くなって各家庭の電気が灯りだすと、ああ家族の時間が始まるなぁと思ったりして、今までは怖かった夜の時間がなんだか特別な物にも感じます。今日は月明かりがとても強くて、結構いろんな物が見えます。新月になると逆に真っ暗で何も見えませんが、それが自然というもんです。今日は今日、この時間を楽しもうと思います。

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