長いのは苦手

この前、あるコラムを読んでとっても嬉しくなりました。なぜって、私が思ってることと同じことが書いてあったから。それは、小説の登場人物の名前が長いと全然覚えられないってことなんです。特にそれが外国人の名前なんて日には、もうお手上げです。「これは誰?」「この人、出て来たっけ?」なんて、何度前に戻ることか。コラムにも、名前が長すぎて、ストーリーが頭に入って来なくて困るって書いてあったんです。本当に同感。昔、ドフトエフスキーを読んだ時には、登場人物の名前を書いて相関図を自分で作成しながら読まなきゃならなかったんだもの。今となっては、外国人の長い名前の小説は自然と避けるようになってしまっています。もちろん、日本の物でも長い名前もありますけど、外国人のそれよりはまだ頭に入ります。どうもカタカナの長い文字列を判断する脳みそが欠損しているみたいです。
でも、そういえば、漢字の良く似た文字列も苦手かも。歴史上の人物では、源の誰々とか、徳川誰々とか、名前の漢字が一文字しか違わない人が沢山います。思えば、日本史のテストの時、その区別も苦手でした。だから、たまに読む歴史小説もメモに頼りながら読んでいたりします。こういうのって、みんな平気なんでしょうか。小説の人物の名前は、お願いだから短くて簡単なものにしてください。太郎や花子でなくても、キラキラネームでも構わないから。あくまで個人的な意見ですけど、これって。

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