本のコンシェルジュ

先日、テレビを見ていたら「こだわりの本屋さん」というものが紹介されていました。なにがこだわりなのかと言うと、店長さんがとにかく世話焼き!店に入って本棚を眺めていると「なにかお探しでしょうか?」と声を掛けられ、オススメの本を説明してくれるというもの。まるでアパレルショップの店員さんのようですね(笑)私は静かに買い物をしたい派なので、こういうのはちょっとなあ…と思ってしまったのですが、テレビの中でインタビューされていた男性のお客さんは「息子への絵本のプレゼントを選んでいたので、話しかけてくれてよかった。おかげで良いものが選べた」と話していました。なるほど、普段自分が買わないジャンルの本を選ぶ時には助かるというわけですね。
また、会場にいたタレントさんに「○○さんへぜひ勧めたい本」と店長さんが難しい哲学の本を選んでいました。そのタレントさんは、自分なら絶対に選ばないであろう哲学書を読んで「これは自分にぴったりだ」と言っていました。まさに、本のコンシェルジュといったところでしょう。
その店長さんの言葉で印象的だったのが「命をかけて本を売っている」というもの。この人は、良い本を選んで欲しい一心なのだと思い、私も胸が熱くなりました。こんなお店もあるのね~。

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