見直せば見直すほど

文章を書くことは好きなんだけど、それをちゃんと完成させるのってなかなか難しいですよね。ツイッターやブログなんかは、一回は誤字脱字がないかってサラッと見直ししてから投稿はするけど、その後に何度も見直すことはありません。投稿したらしっ放しとも言えます。けど、たぶんみんなそうですよね。
でも、先日から取り掛かっていることは違うんです。もうかれこれ3,4回は見直ししています。もちろん、そのたびに修正しています。実は今、力を入れてる事業のパンフレットを作製していて、その原稿のお話です。初めに原稿を書いた時には誤字脱字は自分で確認をします。けど、同僚にチェックしてもらったら、まだ見落としがあったりします。そして、再度、自分で確認をするんだけど、そうすると今度は、文章の表現が気になってきます。同じことを説明するにしても別の表現に変更したくなったり。そんなこんなで、仕上がったものを入稿して、サンプルが出来上がってきました。その段階ではサンプルだから、まだ変更が可能です。確認をして修正があれば連絡をするように言われました。いざ、出来上がったサンプルを確認してみると、さらに文章表現で気になる部分が出てくるんです。また修正を依頼しました。そして、再度サンプルが出来上がって確認をすると、信じられないことに、また別のところに修正したい部分が出てきたんです。もう、自分でもどうしたらいいのかわからなくなってきます。何度も変更してもらうことに対して申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまうし。でも、以前にある作家さんの記事を読んだ時にも同じようなことが書いてあったっけ。確か、月間の文芸雑誌に連載していたものを新刊にまとめて出すというお話でした。その時に、細かいところを随分変更してしまったって。そうなんですよね。見直せば見直すほど、修正をしたくなるんです。どこかで自分の気持ちに見切りをつけないとダメですね。でないと、きっと永遠に続く作業です、きっと。

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