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河川敷の白い花

8月 11th, 2016

この前、久しぶりに会った知人から何枚かの写真を見せてもらいました。それは、河川敷一面に咲いている白い花の写真です。川をはさんで反対側は今度は黄色い花が一面に咲いています。「わぁ、すごい。キレイ」と思わず声に出してしまいました。それはどこかというと、兵庫県の豊岡だということでした。以前、仕事で訪れた時にあまりの美しさに撮ったとのこと。その白い花は大根の花だそうです。黄色い花はカラシナの花。どちらも自生してるんだって。つまり、勝手に生えてるってこと。それがまたスゴイ!知人いわく、ちゃんと食べられる大根だそうです。「誰がが管理してるの?」って聞いたら、「自生って聞いたから誰も管理なんてしてないんじゃないか」って。じゃあ、勝手に抜いて食べてもいいってこと?うーん。これは未確認なのでわかりません。それにしても河川敷一面が大根畑になってるなんて、ほんとに驚きです。そして、この風景は地元の本にも載ってるんだって。その本のタイトルがまた変わってて『弁当と傘』っていうんです。このタイトルを聞いた時、私はいつか読んだ小説の中に同じようなことが書いてあったのを思い出しました。『弁当忘れても傘忘れるな』って言われてるって。たしか舞台は金沢だったと思うんだけど。なんでも、山陰地方から北陸地方までの日本海側はとても天気が変わりやすくて、晴れてると思っていても急に雨が降り出すことが多いことを表しているとその小説には書いてありました。勝手に咲いてるという大根の花、いつか見に行きたいな。そして、その風景が載ってるという地元の本も一度読んでみたいな。

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