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「そこまで言わなくても」という時

6月 1st, 2019

先日、知人に久しぶりにあったんだけど、彼女がかなり落ち込んでいて、初めはどうしたものかと私まで悩んでしまうほどでした。彼女は今、転職活動中で、どうも前日に受けた会社の面接が上手くいかなかったみたいです。どんな話だったのかは、軽く聞いてみたけけど話さないから、それ以上は聞きませんでした。でも、そうとう心が折れてる様子。そこまで落ち込むようなことを言われたのか……。でも、世の中には、人格まで否定するようなことを言う人もいます。私も今までに経験があります。そんなときって、「そりゃ、私がいけないのかもしれないけど、そんな言い方しなくても」って反発してしまいます。けど、本当に自分のことが嫌になってしまう人だっていると思うんです。
ずいぶん前だけど、ある小説にもそんな場面がありました。その小説では、主人公が会社の上司からこれでもかというくらい酷い事を言われるんです。それに耐えながら、でも、心の中では恨んでいたんです。けれども、後でわかったことは、それは上司なりの考えがあってのことだったんです。だとしても、後で上司の気持ちがわかってからなら頷ける部分もあるけど、そのときには「そんなのわからない」というのが正直な気持ちですよね。
さて、知人の場合は面接ですから、ちょっとまた違うのかもしれません。結局、美味しいものを食べて、全く関係ないおしゃべりをしているうちに、少しは気持ちも晴れたようでした。女子にはやっぱりおしゃべりが一番効くみたいです。

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