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怖い話としつけ

6月 12th, 2015

「おおかみ少年」の話をご存じですか?きっと誰しも小さい頃、両親や保育園の先生など身近な大人から聞かされた経験があるのではないでしょうか?私もよく祖父母から「嘘をついてばかりいるとね、おおかみ少年のように誰も助けてくれなくなっちゃうんだよ」と聞かされていました。その話が怖くて、絶対に嘘はついちゃいけないんだ…と小さい頃の私は思っていました。
こんなふうに、自分の戒めになっている昔話や童話ってありませんか?おおかみ少年と少し似たテイストですが「ハーメルンの笛吹き」なんかも怖かったですね~。夜遅くまで一人で遊んでいると、こんなふうに知らない大人にさらわれてしまうんだよ!と聞かされていたことを思い出します。
子どもの脳にとって、怖いものはいちばんの刺激なのかもしれません。「○○をしたら、こんな悪いことが起こるよ」とおっかない顔で大人に言われた日には、怖くて怖くて眠れなくなってしまいました。単純にお説教をされるよりも、ストーリー仕立てで話されたほうが、より想像してすくなってしまいます。
大人になってから考えると、子どもに効率よくしつけをするための作戦だったんだなあと思いますが(笑)代々伝わる子育ての知恵ですね…。

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