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やっぱり余計なお世話です

3月 8th, 2018

先日の朝、職場の最寄り駅のコンビニに寄りました。サラダとおにぎりを持ってレジに並んでいたら、私の前に並んでいた女性が、少し離れたところに立っていた友人らしき二人のうちの一人に声を掛けたんです。「メガネ、もう少し上げた方がいいんじゃないの」って。言われた女性はすぐには意味がわからなかったみたいで、少しきょとんとした顔をしていました。でも、メガネをどうするわけでもありませんでした。それを見た彼女はもう一度言ったんです。「メガネ、もう少し上げたら?」って。けど、たぶん本人にしたら下がっているという意識はなかったみたいなんです。その女性にとってはその位置が『普通』だったんだと思います。私は内心、そんなこと他人から言われることじゃないよねって思っていました。下がってると思えば自分が気持ち悪いわけだから上げるだろうし。たぶん、私の前にいた女性もよかれと思って言ったんだとは思うんだけどね。『ひとそれぞれ』っていう言葉がピッタリの出来事でした。でも、このお話には実は続きがあるんです。その日の帰り、私は偶然にもそのメガネの彼女にまた会ったんです。駅構内のATMに向かっていた私は通り過ぎたカフェでお茶を飲みながら一人で本を読んでる彼女を見かけたんです。本を読んでるその姿にメガネがとても似合っていました。やっぱり今朝のことは彼女にとっては余計なお世話だったんだと改めて感じました。

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