父にとっての『バー』

『バー』という言葉は間違いなく大人の響きです。薄暗くちょっと危ない、本当は全然危なくなんかなくても、色んな人間模様を垣間見ることが出来る場所というイメージです。私は子供の頃に父が通っていたその場所に一度だけ連れて行ってもらったことがあります。なぜ一緒にそんなところに行ったのかは覚えていません。というより、私もあえて父に聞かなかったので今だに謎なんです。でも、子供から見たその世界は、何がそんなに良くて大人たちが集うのか全く理解のできない空間でした。
今、読んでる小説の舞台は『バー』です。主人公は『バー』のオーナーで、その店をオープンしたいきさつは波風が立つ人生の流れでそうなったという、偶然かつ必然の賜物です。そして、お客はというと、いかにも『バー』のお客という感じです。みんな、なにかしら秘密を持っていたり、逃げることができない自分の境遇の悩みを抱えていたりと、様々な人生を生きています。そんな生き様が見え隠れするのが『バー』なんです。お客がそこに求めているのは安らぎなのか非現実なのか……それも様々です。大人になった今、その小説を読んでいると、父が私を連れて行ったことにもきっと何か父なりの思いがあったんだろうなって思います。今さら聞こうとも思いませんけどね。

運転の上手な人

自分は運転が上手か下手か……正直なところ下手ではないと思っているけど、たまに落ち込むほど上手くできないときがあります。いつもの駐車スペースなのに、降りてみたらものすごく斜めに停めてしまってたり、後ろが無駄に空いていたり。そんな時には「どうしたの? 私」と本当にヘコみます。
この前まで読んでいた小説は、一人の俳優と専属ドライバーの心の交流を描いたものでした。初めから最後まで物語は静かに流れていきました。でも、文面からそのドライバーの運転がいかに静かで上手かがわかるんです。ふつうは文章だけで乗り心地なんてわかりっこないと思いますよね。物語を読んでいるだけなんですから。でも不思議なことに、まるで主人公と一緒にその車に乗っているような錯覚に陥るんです。二人の会話を聞いている感覚だから、私は後部座席に同乗しているといった具合でしょうか。信号で停まるとき、発車するとき、車線変更をするとき、駐車をするとき、全てにおいて完璧なんです。そのドライバーは24歳の女性です。でも、必要なこと以外は話さない、化粧っ気のない女性です。彼女の姿も私には見えています。頭の中にはっきりとあるんです。不思議なもので、その小説を読んで以来、実際には見たこともない(当たり前です。物語の中の人物ですから)その女性になった気分で運転していたりするんです、私。運転のレベルがすごく上がったようで、やたら楽しいんですけど、降りたときに斜めに停まっていたりすると逆にショックを受けます。そこは現実です。

旅行グッズも100均で

先日、雑誌で読んだ記事に100均のことが載っていました。日常生活で迷ったら、とにかく100均へ行ってみてって。その記事には旅行の準備について書いてあったんだけど、アレコレと持って行こうかどうしようかと迷うものだと。何でもかんでもと詰め込むと荷物が多くなり過ぎるし、省き過ぎると不便で困るかもしれないし。お土産を買えば荷物が増えるから、それも考えないといけないしと迷うことが多いんです。そんな旅のお助けグッズが沢山あるんですって。かさばらなくて上手く仕分けできるメッシュポーチは中身が見えるから必要な時にはすぐに取り出せます。それに何と言っても便利なのがトラベル衣類用圧縮袋なんですって。大人のセーターやスウェットなど2~4枚収納可能らしいです。圧縮すると半分のサイズになるんです。これは嬉しいです。そんな便利なものが100均にあるなんて全く知りませんでした。でも、確かに今、ないものはないと言ってもいいくらい、ありとあらゆる物がありますよね。行った時には見てると楽しすぎて、ついつい色んなものを買っちゃいます。本来の目的と異なった使い方ができるものもあるし、高価な物だと買うことを躊躇しますけど、100均ならどうかなって迷ったとしても冒険できますしね。まずは100均にGOですね。

大好き海外ドラマ

時々観る海外ドラマですが、観始めると止まらなくなります。何がってわからないんですけど、日本のドラマとは明らかに違うんです。ストーリーなのかスケールなのか。でもすごく引き込まれるんです。コメディタッチのものからシリアスなものまで色々あるけど、それは共通しています。もちろん、クオリティの高いものに限られますけどね。中には見なければ良かったと思えるようなつまらないものがあるのは、日本の物と同じです。
先日、ある海外ドラマについて書かれた記事を読んだんだけど、それは全米で熱狂的な女性ファンを獲得しているドラマなんです。そこに表現されているのは、ギリギリの崖っぷち状態から生み出される笑いと感動の涙なんです。この作品の前作とも言われているものは私も大好きでシリーズを一気に観てしまいました。その物語をさらに切実にしたものらしいから、きっと面白いに違いありません。アメリカンドラマは、貧富の格差や現実の光と影を映し出しているんですよね。だから、笑いの中にも深く考えさせられることがあります。その記事を読んでから、その作品が観たくてたまりません。でも、購入するかレンタルするか、はたまたネットで観れるのか……まだ調べるに至っていません。けど、大好きだった前作のタイトルを久しぶりに目にしたから余計に今作もまた気になっているんです。

良い二度寝と悪い二度寝

私は、休みで何も予定がなくても一日中寝てはいられない人です。知人には、休みにずっと寝ていて起きたらもう夜だったなんていう人がいますけど、私にはありえないことです。子どもの時なんて、学校が休みの時の方が余計に早く起きて遊んでたような気がします。今では、ゆっくり寝ようと思ってアラームをセットしなくても、ワンコに起こされるっていうのもあるんですけどね。
先日、二度寝で日ごろの疲れを取るのが良いと書かれた記事を見かけました。そこには、仕事が続く日々は現代人はどうしても睡眠不足になりがちだと書かれていました。確かにって納得できます。夜、遅くなっても朝は同じ時間に起きて仕事に行かなければならないんですものね。そんな睡眠不足を休みの日に解消するには、二度寝するのがいいんだって。けど、良い二度寝と悪い二度寝があるらしいんです。体内時計を狂わすことなく、休みでもいつもの時間にいったん起きることが大切だそうです。そして、朝ご飯を食べて、何か用事や運動などをして体を少し動かして、その後に昼寝をして睡眠を取るのがベストなんだって。朝にちゃんと起きないで、そのまま二度寝をすると体内時計が狂ってしまうから、それは良くないらしいです。思いおこせば、休みの日に用事をさっさと済ませて、読書を始めた途端に睡魔に襲われることがあります。その時に少し寝ちゃえばいいんですね。午前中にもう一回寝るなんて少し罪悪感がありました。けど、そうではなくて、それは体にいいんだって思えば、なんだか堂々と寝れますよね。よし、今度からそうしよう。それは、全然ぐうたらではありません、良い二度寝ですから。

会話はテレパシーで

この前、知人にあるドッグトレーナーさんのお話を教えてもらいました。そして、その人のコラムを読んだんです。その人はコミュニティや勉強会などをたくさん開催してる人で、コラムには日々の犬たちの様子に加えて、トレーニングの中で重要な役割を果たすという『犬語』についても書かれていました。『犬語』なんて聞いたことがありません。うちにもワンコがいるから、しつけやトレーニングにはやっぱり関心があります。でも、それを読んだら、今まで私が正しいと思っていたことが間違っていたのかもしれないと思えました。以前に読んだ本には、褒めるときには思いっきり全身を使って褒めてあげるって書いてあったのに、そこには興奮させるような褒め方は良くないと書かれていました。『よし』って言ってほんの軽く頭をなでるだけで良いっていうんです。そして、何かをさせる時には、飼い主がイライラするのが一番いけなくて、気長に待ってあげないといけないんだって。そのうえ、何かの指示を出す時には、言葉ではなくテレパシーで話しかけるのが大切だって書いてあったんです。テレパシーを送り続けると、信じられないけど、犬は考えてそれを受け取って指示に従うらしいんです。
うちのワンコに送ってみました、テレパシー。『お座り』って送っているのに全然座らなくて、ジッと私の顔を見つめて鳴くんです。「ダメだ。通じないかぁ」って思ったその時に、ふと逆かなって思ったんです。ワンコがテレパシーを送ってるのに、私が全く理解しないから鳴いたのかなって。だとしたら、訓練が必要なのは……私の方かもしれません。

目の前にカラスが……

カラスが賢いというのは良く耳にします。サルやイルカについで脳が発達しているという記事を読んだことがあります。その記事では、たしか色んな実験が載っていて、カラスがどんな行動をするのかを検証してありました。けど、その記事を読んだ時には、「へぇ、すごいんだな」「カラスって学習能力が高いんだな」とは思ったものの、他人事でした。それが、この前、驚きの事実に遭遇したんです。その日、仕事が休みだった私はショッピングモールで買い物をして車で家に帰って来ました。食料品の他にお水やトイレットペーパーなどかさばる物を買っちゃったんで、一度に運べずに、ガレージと玄関を往復してたんです。一回目に運んだものを玄関前に置いて、残りをその後に運びました。そしたら、二度目に玄関に来た時に私の目に飛び込んできたのは、1羽のカラスです。それも、食料品の袋を物色しています。「アッ!」と思わず叫んじゃいました。けど、逃げないんです。「ちょっと止めてよねぇ」と私が近づいてようやく少し離れたところに移動したけど、こっちを見ていて、飛んで行かないんです。玄関を開けて、ワンコが鳴いても、そのまま。傘で追い払おうとも思ったけどワンコが襲われても困るから、とりあえず買い物の袋を玄関に入れて……再び見たらいなくなっていました。けど、ガレージから玄関の往復なんて、あっという間の距離です。私が荷物を置くのをどこかで見てたのかな。だとしたら、その知能は恐るべし。けど、私はこれを研究して本を書く気なんてありません。でも、カラスに私の行動パターンを読まれないようには気をつけなくっちゃ。

増えつつある間借りショップ

先日、ちょっと面白い記事を見つけたんです。その記事に載っていたのは『間借りショップ』です。なんとなくイメージはできます。元々のお店の隅っこの方に、別のちっちゃなお店が同居している感じですよね。実は最近、そんな間借りショップが増えているんだって。お店を始めようと思えば、場所に関しては一番大変です。若い人はなかなか気軽に始めるというわけにはいかないでしょう。それが、間借りであれば開業のハードルは高くありません。チャレンジすることができるのです。その記事は、カレー屋さんに焦点を当てて書いてあったんですけど、一番驚いたのは書店の中にあるカレー屋さんです。オシャレな本屋さんの中に間借りして営業しているらしいんです。そのこと自体がオシャレですよね。ゆっくり本を探して、お腹が空いたらカレーを食べる。なんとも自由で贅沢な時間ではありませんか。最近はカフェが併設されている書店も多いですものね。書店のお客さんも興味を持ってくれそうです。雰囲気抜群だから、デートにもGOODなんだって。その記事には他にもユニークな間借りのカレー屋さんがいくつか掲載されていました。
そんな風にして開業しているお店は、新進アーティストのように、将来ブレイクするかもしれない魅力的なお店がありそうだと書いてありました。
それにしてもカレーと書店とは、本当に意外な組み合わせです。でも、未来を感じてしまいます。

ワンコだって拗ねます

以前、身近な動物について書かれた本を読んだことがあって、そこに犬や猫だって人間と同じように嫉妬したり拗ねたりするって書いてありました。飼い主はペットの気持ちをわかってあげようと誰でも思ってると思うんだけど、ペットの方も飼い主の気持ちには敏感ですよね。特に犬はそうだと思います。空気を読んだり、飼い主の感情を感じたりする能力にはすごく優れています。けど、先日、その本に書いてあったことがそのままうちのワンコに起こったんです。いつものようにワンワン鳴いてお散歩の催促をしていた時のことです。時間的に少し早いんじゃないのって思ったのと、まだ雨が降ってるかもという気持ちから、可哀想だとは思ったんだけど、無視をして少し放置していたんです。そしたら、急にプイッと後ろを向いてリビングからキッチンの食器棚の方に行き、隅っこに体を寄せてバタンと音がなるくらいの勢いで寝ころんだんです。「えっ、何!?」って私はビックリ。見ると、前足にアゴを乗せて、ふてくされた顔をしています。完全に拗ねてるでしょ、これって。思わず笑ってしまいました。本に書いてあることは間違っていませんでした。その通り! ワンコも拗ねます。それも、人間よりわかりやすく。それを見たら、お散歩に行かないわけにはいきません。彼女の思うツボですけどね。

お祝いのマナー

日本には色んなマナーがあります。お祝い事やお悔やみ事など、知らないと恥をかいたりすごく失礼になることがあります。けど、それってなかなか難しいなって思うんです。だって、ものすごく沢山あるんだもの。だから、何かをするときには、明らかに自信のあることでなければ、それでいいのかどうかをいつも調べます。特別なことでなくても、封筒に手紙やチラシを入れるときの折り方など日常的なことだってあるんですよね。折った側を上にするか下にするか……など。
そんなマナーに関した記事を先日見かけたんだけど、初めて知ることも多くありました。その中で気になったのが、開業・開店祝いについてなんです。相場は通常1万円くらいとのことで、品物でもお花でもお金を包むのでも良いそうなんです。ただし、品物の場合は他の人と被らないように、また不要な品物を贈ってしまわないように、相手に尋ねたほうがベターなんだって。それと注意しなくちゃいけないのは、『赤い物』なんだそうです。『赤』は火事を連想させたり、『赤字』を連想させたりするから縁起が良いとはいえないんだって。新築祝いも然りだそうです。今まで取引先や知人の開店祝いに何をプレゼントしたかなって思いだしてみました。赤い物を選ばなかったかどうか。よく覚えていなかったりもするけど、仕事関係ではお花や観葉植物を贈ってることが多いから大丈夫かな。けど、今後は十分に気を付けます。あの記事、読んで良かったなって今、思っています。