図書館の思い出

小学生のころ、よく近所の図書館に通ってました。
家から歩いて5分くらいの場所にあって、ちょっと古びた建物だったけど、なんか落ち着く場所だったんだですよね。
夏休みなんかは毎日のように通ってました。
冷房が効いてて快適だったし、本に囲まれてる空間が好きでした。
それと本の匂いというか図書館の匂いが好きなんですよ。

当時ハマってたのは、かいけつゾロリとか、学校の怪談シリーズ。(知ってます?)

ゾロリのくだらないギャグが好きだったのと、楽しく元気な気分になれるんですよ。
怪談はちょっと怖くて、夜トイレ行けなくなるくせに興味津々でつい読んでしまうんですよね。

図書館の奥の方にある児童書コーナーが、まるで秘密基地みたいで、友達と一緒に座り込んで読んでたのが懐かしいなあ。

あと、図書館にはちょっとした冒険心もあった。普段読まないジャンルの棚をうろうろして、なんとなく手に取った本が意外と面白かったり。
そういう偶然の出会いが楽しかったんですよね。

中学生になると、受験勉強で使うようになって、静かに集中できる場所としても重宝しました。けど、本来の「読む楽しさ」を思い出させてくれるのは、やっぱりあの小学生の頃の図書館なんですよね。

今は電子書籍も便利だけど、紙の本の匂いやページをめくる感覚、あれはやっぱり図書館でしか味わえない特別な体験だと思いました。

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