「おおかみ少年」の話をご存じですか?きっと誰しも小さい頃、両親や保育園の先生など身近な大人から聞かされた経験があるのではないでしょうか?私もよく祖父母から「嘘をついてばかりいるとね、おおかみ少年のように誰も助けてくれなくなっちゃうんだよ」と聞かされていました。その話が怖くて、絶対に嘘はついちゃいけないんだ…と小さい頃の私は思っていました。
こんなふうに、自分の戒めになっている昔話や童話ってありませんか?おおかみ少年と少し似たテイストですが「ハーメルンの笛吹き」なんかも怖かったですね~。夜遅くまで一人で遊んでいると、こんなふうに知らない大人にさらわれてしまうんだよ!と聞かされていたことを思い出します。
子どもの脳にとって、怖いものはいちばんの刺激なのかもしれません。「○○をしたら、こんな悪いことが起こるよ」とおっかない顔で大人に言われた日には、怖くて怖くて眠れなくなってしまいました。単純にお説教をされるよりも、ストーリー仕立てで話されたほうが、より想像してすくなってしまいます。
大人になってから考えると、子どもに効率よくしつけをするための作戦だったんだなあと思いますが(笑)代々伝わる子育ての知恵ですね…。
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家電の直し方
以前、家のエアコンが壊れてしまい専門の業者さんに来てもらったことがあります。冷房なのに温風が出たり、暖房なのに暖かい風が出なかったり…。そんな状態で、解説書を読んでも素人では直せないと判断し、早々に業者さんを呼びました。業者さんも忙しいらしく、2週間後じゃないと予約ができない状況だったのですが、無事に家に来てもらい修理は完了。どうやら室外機の故障だったようです。
この話を田舎のおばあちゃんにしたところ、「温風が出ないのは、室外機にお湯をかければ直るんだよ!」とものすごくアナログめいた直し方を教えてもらいました(笑)解説書にはさすがに書いてありませんが、冬場は室外機が凍結して暖房が使えなくなる場合が多く、このやり方で試すと意外と成功するのだそうですよ。そんな、映りの悪いテレビを叩いて直すみたいな話があるのか…と半信半疑ですが。
今や家電の使い方がどんどん複雑になり、故障した時に自分で修理ができないケースが多々あります。わざわざ業者さんを呼ぶのも時間がかかるし…。友達に工学部出身の子がいるので、その人を呼んで直してもらおうかなと思うこともあるくらいです…。アナログな方法ばかりでは、修理しきれない最近の家電。新しいものを買う時には、壊れにくいものを選ぶべきかもしれません。
本のコンシェルジュ
先日、テレビを見ていたら「こだわりの本屋さん」というものが紹介されていました。なにがこだわりなのかと言うと、店長さんがとにかく世話焼き!店に入って本棚を眺めていると「なにかお探しでしょうか?」と声を掛けられ、オススメの本を説明してくれるというもの。まるでアパレルショップの店員さんのようですね(笑)私は静かに買い物をしたい派なので、こういうのはちょっとなあ…と思ってしまったのですが、テレビの中でインタビューされていた男性のお客さんは「息子への絵本のプレゼントを選んでいたので、話しかけてくれてよかった。おかげで良いものが選べた」と話していました。なるほど、普段自分が買わないジャンルの本を選ぶ時には助かるというわけですね。
また、会場にいたタレントさんに「○○さんへぜひ勧めたい本」と店長さんが難しい哲学の本を選んでいました。そのタレントさんは、自分なら絶対に選ばないであろう哲学書を読んで「これは自分にぴったりだ」と言っていました。まさに、本のコンシェルジュといったところでしょう。
その店長さんの言葉で印象的だったのが「命をかけて本を売っている」というもの。この人は、良い本を選んで欲しい一心なのだと思い、私も胸が熱くなりました。こんなお店もあるのね~。
便利なショッピングセンター
私の家の近くに、大型のショッピングセンターができました。近くと言っても車で15分はかかるのですが、行動圏内に大型のお店ができたので大変便利です。大きなペットショップやスーパー、ホームセンター、病院のフロアなどが入っているので、ここで揃わないものはないでしょう。私が個人的に特に気に入っているのが、大型の本屋さんです。ものすごく広い本屋さんが入っていて、本好きの私としては大満足。品揃えも豊富で、日本のものだけではなくて海外の雑誌も取り扱っているほどです。さらに、本屋さんの隣にはカフェもついているので、買った本を読みながらコーヒーを飲むこともできる癒しの空間です。買い物のためだけではなくて、リフレッシュのためにここに来るのも大いにアリではないでしょうか!
また、親子向けのフロアも充実していて、親御さんが買い物している間にお子さんを預けることができる「キッズパーク」なるものもあります。有料の施設ですが、ちょっとした屋内遊園になっていて、専属の保育士さんが子どもを見ていてくれるみたいです。これは助かるサービスですね。買い物施設の一時預かりと言うと、狭い部屋の託児所みたいなイメージがあったのですが、これは子どもも喜ぶでしょう。たくさんアイデアの詰まったショッピングセンターです。
今は珍しい黒電話
今の時代ではすっかり見なくなってしまった黒電話。小学生に「こういう電話知ってる?」と、あの形を見せても「?」という表情をされてしまいます。最近では、国民的アニメのサザエさんやちびまるこちゃんの中でもあの電話が登場しなくなったどころか、携帯電話が当たり前のように使われている描写さえあります。サザエさんやちびまるこちゃん、年はとらないけど作品の中の時代は流れていくんだなあとしみじみ感じました。他にも、パソコンが使われていたり、モノレールに乗るシーンが出てきたり…。新しいものが登場する代わりに、昭和の産物はどんどん身の回りから姿を消してしまうんだなあと思うと、少し寂しい気持ちにもなります。
しかし、古いものを価値あるものとして扱っている場所もありますよ。先日、アンティークショップに行ってみたところなんと黒電話を発見!あの丸くて可愛らしい形が懐かしい…!これは実際に使う事ができるのか店員さんに聞いてみると、ずっと使っていないが、構造上は今でも問題なく使えるはず、とのことでした。このレトロさに魅力を感じ、買っていくお客さんは少なくないそうですよ。お値段は少し高めですが、それでも欲しいと思う人はいるようです。
ハンモックでゆらゆら
学生時代の友達の家に遊びに行ったときのこと、彼女の家の庭に見慣れないものがぶら下がっていたので驚きました。彼女いはく、ハンモックを設置したのだそうです。それはテレビや本の中で何度か目にしたことがありますが、大きな布が木と木の間に下がっていて、ゆりかごのようになっています。天気の良い日にここで昼寝をしたらさぞかし気持ちの良いことでしょう。
私がハンモックを気にしていると、「使ってみる?」と彼女が勧めてくれました。なかなかこんなものに出会える機会はないので、ぜひ試してみようと思い庭に出ました。最初はバランスを取りながらおそるおそる…だったのですが、布のゆりかごにスッポリ収まるととても安定しました。まるでお母さんに抱っこされて眠っているかのような安心感があります。友人も天気が良いとここで読書を楽しんだり、昼寝をしたりするのだそうです。なんて羨ましい生活!最近は、ハンモックカフェなんていうのもあるそうですよ。カフェの中にハンモックがぶら下がっていて、お客さんも自由に使えるのだとか。でも、他のお客さんの注目の的でしょうね(笑)
予想以上に寝心地が良かったもので、我が家にも欲しくなってしまいました。調べてみます。
自分に合わせて本選び
何も用事がないときに本屋さんに行くと、ついつい足を運んでしまうのが写真集のコーナーとエッセイのコーナーです。理由は、頭を使わずにサラサラっと読めるから。読む、というよりは、眺めるに近いのかもしれません。美術館で絵画を眺めるような感覚に近いです。
先日、写真集コーナーで見つけたのは「世界の絶景」を集めたフォトブック。世界各地の絶景スポット…海や山や教会、市場、牧場など多岐にわたる風景写真を集めた一冊です。仕事で疲れた夜なんかに読みたい一冊ですね。
エッセイコーナーでは、特に女性の作家さんが描いたコミックエッセイに手を伸ばしてしまいます。文章で書かれたエッセイを読むのも好きですが、マンガだと気軽に楽しむことができますから。「ツレがうつになりまして」とか「ダーリンは外国人」とか、なかなか面白いんですよ。自分の体験ではないけれど、読み終えた後にはまるで自分の体験かのように心に残ります。
疲れたときにはこういったサラっとした本を手に取りたくなりますが、元気があるときには時代小説とかミステリーとか内容の濃いものを読みたくもなります。自分の状態に合わせて本を選んでいるのかもしれません。まるでお薬のようですね。
「読める」本屋さん
カフェが併設された本屋さんって素敵だと思いませんか?私が知っている本屋さんの中にも、いくつかカフェがくっついている店舗があってとても気に入っているのです。自分が好きな本を買って、家に帰る前に読めるところが良いですよね。買った本は内容が気になってすぐに読みたくなってしまうのでとても嬉しいです。ほとんどの店舗がお会計前の商品はカフェに持ち込まない決まりなのですが、稀に会計前の商品もカフェに持ち込んで良いお店があって、すごいなあと思います。買うか悩んでいるものを数冊持ち込んで、お茶を飲みながらゆっくり検討…なんてなかなか贅沢ではありませんか。以前、お店の人が「うちは立ち読みを推奨する本屋さんなんだ。中身をその場でじっくり読んでから買うか決めたほうが、買った後も本当に大事にしてくれそうだからね」と言っているのを聞いて、すごいなあと感心しました。なかなかそんなこと言ってくれる本屋さんはいませんよ。お客さんの立場を最大限に尊重してくれるお店だなあと思いました。
カフェとまでは行かなくても、お客さんのために椅子を設置している書店は増えたような気がします。「ゆっくり選んでくださいね」と言われているようで、安心しますね。
おひとりさまの過ごし方
近年、「おひとりさま」という言葉が流行っていますよね。結婚しない人の数も増え、気ままなおひとりさまライフを楽しんでいる人は案外多いようです。自由を謳歌したい人々に向けた、旅行のプランや老後の過ごし方、一人でも入りやすい美味しいお店の紹介など、そういった書籍はたくさん発売されています。
私は友だちと行動するのも好きですが、一人で過ごす時間も大切にしたいと考えています。散歩に行ったり読書をしたり料理をしたり…。時間があるときは電車に乗って、海まで出掛けることもあります。特に好きなのは平日の午前中の海。夏の海水浴の時期は朝早くから人がたくさんいますが、オフシーズンの間の海はとても静か。ピクニックみたいにお弁当を持っていって、何時間も読書したこともあります。今度は冬に星空も見に行きたいと考えています。
自分だけの静かな時間は、心をリフレッシュするために大切なものです。ずっと人との関わりの中にいると、自身にじっくりと向き合うことってなかなかできないものです。たまには、「私だけ」の好きなことに徹するのも良いなと思い始めてから、読書や旅行の機会を多く作るように心掛けているんですよ。おひとりさまの過ごし方、色々あると思うので研究中です。
ちびっことデート
今日は、従妹の子どものHちゃんを預かり、朝からデパートにお出かけしました。屋上に小さい遊園地があるので、4歳のHちゃんは大喜びでした!一緒にミニSLに乗り、私も大人げなくはしゃいでしましました(笑)一通り遊んでベンチでソフトクリームを食べていると、ポツポツと小雨が。そういえば天気予報で雨マークがついていたのを思い出しました。天気予報は見たのに、傘は忘れてしまったという不覚。私はともかく大切なHちゃんが濡れてしまっては大変なので、とりあえずデパートの中に入って雨宿りをすることにしました。
屋上の下のフロアには大きな本屋さんがあるのですが、毎週末いろいろなワークショップをやっているのです。今日は親子向けに工作のワークショップがやっていて、Hちゃんに確認したところ「やりたい!」と興味津々でした。ワークショップコーナーには6組ほどの親子がいました。私とHちゃんもきっと親子に見えたかもしれません^^;
今日の内容は「くまさんちょきんばこの色塗り」でした。これならあまり器用でない私もできそうだったので安心しました。素焼き、とか呼ばれるものだったと思います。専用の絵の具を使って、くまさんを塗り塗り。Hちゃんは貯金箱とにらめっこしながら、1時間たっぷり塗っていましたよ。
できあがった貯金箱を持って外に出ると、雨もあがっていました。おみやげの貯金箱を大切そうに抱えるHちゃんが可愛かったです。子どもと出かける休日も楽しいですね。