ハンモックでゆらゆら

学生時代の友達の家に遊びに行ったときのこと、彼女の家の庭に見慣れないものがぶら下がっていたので驚きました。彼女いはく、ハンモックを設置したのだそうです。それはテレビや本の中で何度か目にしたことがありますが、大きな布が木と木の間に下がっていて、ゆりかごのようになっています。天気の良い日にここで昼寝をしたらさぞかし気持ちの良いことでしょう。
私がハンモックを気にしていると、「使ってみる?」と彼女が勧めてくれました。なかなかこんなものに出会える機会はないので、ぜひ試してみようと思い庭に出ました。最初はバランスを取りながらおそるおそる…だったのですが、布のゆりかごにスッポリ収まるととても安定しました。まるでお母さんに抱っこされて眠っているかのような安心感があります。友人も天気が良いとここで読書を楽しんだり、昼寝をしたりするのだそうです。なんて羨ましい生活!最近は、ハンモックカフェなんていうのもあるそうですよ。カフェの中にハンモックがぶら下がっていて、お客さんも自由に使えるのだとか。でも、他のお客さんの注目の的でしょうね(笑)
予想以上に寝心地が良かったもので、我が家にも欲しくなってしまいました。調べてみます。

自分に合わせて本選び

何も用事がないときに本屋さんに行くと、ついつい足を運んでしまうのが写真集のコーナーとエッセイのコーナーです。理由は、頭を使わずにサラサラっと読めるから。読む、というよりは、眺めるに近いのかもしれません。美術館で絵画を眺めるような感覚に近いです。
先日、写真集コーナーで見つけたのは「世界の絶景」を集めたフォトブック。世界各地の絶景スポット…海や山や教会、市場、牧場など多岐にわたる風景写真を集めた一冊です。仕事で疲れた夜なんかに読みたい一冊ですね。
エッセイコーナーでは、特に女性の作家さんが描いたコミックエッセイに手を伸ばしてしまいます。文章で書かれたエッセイを読むのも好きですが、マンガだと気軽に楽しむことができますから。「ツレがうつになりまして」とか「ダーリンは外国人」とか、なかなか面白いんですよ。自分の体験ではないけれど、読み終えた後にはまるで自分の体験かのように心に残ります。
疲れたときにはこういったサラっとした本を手に取りたくなりますが、元気があるときには時代小説とかミステリーとか内容の濃いものを読みたくもなります。自分の状態に合わせて本を選んでいるのかもしれません。まるでお薬のようですね。

「読める」本屋さん

カフェが併設された本屋さんって素敵だと思いませんか?私が知っている本屋さんの中にも、いくつかカフェがくっついている店舗があってとても気に入っているのです。自分が好きな本を買って、家に帰る前に読めるところが良いですよね。買った本は内容が気になってすぐに読みたくなってしまうのでとても嬉しいです。ほとんどの店舗がお会計前の商品はカフェに持ち込まない決まりなのですが、稀に会計前の商品もカフェに持ち込んで良いお店があって、すごいなあと思います。買うか悩んでいるものを数冊持ち込んで、お茶を飲みながらゆっくり検討…なんてなかなか贅沢ではありませんか。以前、お店の人が「うちは立ち読みを推奨する本屋さんなんだ。中身をその場でじっくり読んでから買うか決めたほうが、買った後も本当に大事にしてくれそうだからね」と言っているのを聞いて、すごいなあと感心しました。なかなかそんなこと言ってくれる本屋さんはいませんよ。お客さんの立場を最大限に尊重してくれるお店だなあと思いました。
カフェとまでは行かなくても、お客さんのために椅子を設置している書店は増えたような気がします。「ゆっくり選んでくださいね」と言われているようで、安心しますね。

おひとりさまの過ごし方

近年、「おひとりさま」という言葉が流行っていますよね。結婚しない人の数も増え、気ままなおひとりさまライフを楽しんでいる人は案外多いようです。自由を謳歌したい人々に向けた、旅行のプランや老後の過ごし方、一人でも入りやすい美味しいお店の紹介など、そういった書籍はたくさん発売されています。
私は友だちと行動するのも好きですが、一人で過ごす時間も大切にしたいと考えています。散歩に行ったり読書をしたり料理をしたり…。時間があるときは電車に乗って、海まで出掛けることもあります。特に好きなのは平日の午前中の海。夏の海水浴の時期は朝早くから人がたくさんいますが、オフシーズンの間の海はとても静か。ピクニックみたいにお弁当を持っていって、何時間も読書したこともあります。今度は冬に星空も見に行きたいと考えています。
自分だけの静かな時間は、心をリフレッシュするために大切なものです。ずっと人との関わりの中にいると、自身にじっくりと向き合うことってなかなかできないものです。たまには、「私だけ」の好きなことに徹するのも良いなと思い始めてから、読書や旅行の機会を多く作るように心掛けているんですよ。おひとりさまの過ごし方、色々あると思うので研究中です。

ちびっことデート

今日は、従妹の子どものHちゃんを預かり、朝からデパートにお出かけしました。屋上に小さい遊園地があるので、4歳のHちゃんは大喜びでした!一緒にミニSLに乗り、私も大人げなくはしゃいでしましました(笑)一通り遊んでベンチでソフトクリームを食べていると、ポツポツと小雨が。そういえば天気予報で雨マークがついていたのを思い出しました。天気予報は見たのに、傘は忘れてしまったという不覚。私はともかく大切なHちゃんが濡れてしまっては大変なので、とりあえずデパートの中に入って雨宿りをすることにしました。
屋上の下のフロアには大きな本屋さんがあるのですが、毎週末いろいろなワークショップをやっているのです。今日は親子向けに工作のワークショップがやっていて、Hちゃんに確認したところ「やりたい!」と興味津々でした。ワークショップコーナーには6組ほどの親子がいました。私とHちゃんもきっと親子に見えたかもしれません^^;
今日の内容は「くまさんちょきんばこの色塗り」でした。これならあまり器用でない私もできそうだったので安心しました。素焼き、とか呼ばれるものだったと思います。専用の絵の具を使って、くまさんを塗り塗り。Hちゃんは貯金箱とにらめっこしながら、1時間たっぷり塗っていましたよ。
できあがった貯金箱を持って外に出ると、雨もあがっていました。おみやげの貯金箱を大切そうに抱えるHちゃんが可愛かったです。子どもと出かける休日も楽しいですね。

伊豆旅行の思い出

昨日、友達からメールがきました。先日のお休みに一緒に出掛けた伊豆旅行の写真をたくさん添えて!友達は最近一眼レフの良いカメラを買ったらしく、写真を撮ることにハマっています。カメラの値段を聞いたところ10万円近くすると知り、とても驚きました…!一眼レフってそんなに高級なのね。でも、送られてきた写真を見ると、やはり携帯で撮った写真より遥かに綺麗。私もうっかり一眼レフに手を出してしまおうかと心が揺れました(笑)
彼女が撮ってくれた写真の中でも特にお気に入りの1枚は、手作り体験工房で押し花のしおりを作っているところです。伊豆にはたくさんのクラフトショップや体験工房があり、吹きガラス体験や陶芸、フラワーアレンジなんかができるんです。この日、私たちが体験したのは1時間ほどで完成する押し花のしおり作り。他にも、ドライフラワーのリース作りのコースなんかもあったのですが、友達も私もよく読書をするので、せっかくだから普段使えるものを作ろうと決めました!工房の先生が丁寧に教えてくれたので、とても素敵なお花のしおりが完成しましたよ。さっそく家に帰ってから使っています。これまで押し花やアレンジメントの世界には無縁だったけど、お花をいじっていると不思議と心が穏やかになるんですね。送ってもらった写真を眺めながら、楽しかった当日の出来事を思い出しています。

いくつになっても直さなくてはいけない事はなくならないもの

とっても美人のお友達。その外見からか、ちょっとつんけんしてそうと思われがちですが、実はとってもさばさばしていて、話もしやすく嫌味がないとてもいい彼女。趣味はマンガを読むこと、漫才をみて大笑いする事など想像つかない事が大好きで、そのギャップと素直さに友達としてもとても惹かれる子です。結構さっぱりしてるんだねといわれる事もあるそうですが、ポジティブ思考な彼女はお褒めの言葉として受け取っているようです。何事にも前向きなので、自分も少しでもそんな風になれたらいいなと思います。類は友を呼ぶといいます。自分自身を、憧れる又はこうなりたいと思える友達と一緒に居れるようにする事はとても良いことだと思います。逆にこんなことは駄目だと思う事をする子がいたとして、それは相手は鏡として自分の行動を見直せるように考えれたら良いと思います。お互いがお互いを良い方向に向かせる事ができたら、友達としても人としてもとても素晴らしい事だと言えるのではないでしょうか。いくつになっても直さなくてはいけない所は誰にでもあると思います。気をつけるのとつけないのとでは違います。世界中のみんなに好かれるのは無理だと思うけど、自分の周りの人たちが、自分と一緒にいることで不快な気持ちにならないよう気をつけたいです。

たかがペン、されどペン

仕事でボールペンをよく使いますが、すぐ駄目にしてしまうことが悩みです。もう少し大切にしなきゃなあと反省しています…。私のそんな姿を見て、同僚が一言アドバイス「良い文房具を持つと、大切に使えるよ」と。たしかに、その同僚が愛用しているペンを見てみたところ、ピカピカでかっこいいボールペン。そうか、良い文房具を持つと大人っぽく見えるし、大切に扱うことができるのかもしれませんね。
同僚のアドバイスを受け、さっそく駅前の大型書店へ行ってみました。ガラスのケースに入ったボールペンを眺めていると、店員さんが「贈り物ですか?」と聞いてきました。「自分用です…」と答えた私の顔が少し恥ずかしそうだったのか、「ご自分用にペンを買われていく方、多いんですよ」と丁寧にフォローしてくれました。そうなんですね。
お値段もピンキリ。数万円する万年筆もあって驚きました。社長が持ったりするのかな…。良いボールペン、しかし手頃なものを選ぼうと思い、白いボディの2000円のペンを購入しました。2000円のペン、なかなか高級だと思います。
さっそく仕事で使ってみたところ、とても書き味が滑らかなので驚きました!なるほど、同僚が言っていたことも納得です。これは大切に使いたくなります。

図書館で世代間交流

家の近くにお気に入りの図書館があります。2階建てのこじんまりした図書館なのですが、集中して勉強したり読書ができる環境なのでよく使っています。先日も足を運んだところ、小さい子どもたちとお母さんがたくさん集まっていました。図書館に小さい子どもがたくさんいる光景ってあまりないですから何事か?と思いました。
どうやらその日は読み聞かせの会がある日だったようです。近所のボランティアの方たちが、紙芝居や絵本を読んでくれるのだそうで、20組近い親子が遊びに来ていました。たしかに、図書館の階段にそんなポスターが貼ってあったかも。よく使う図書館ですが、読み聞かせの会に遭遇したのは初めてです。月に1度の頻度で開催しているみたいですよ。
読み聞かせだけでなく、そのあとは工作のワークショップなんかもやっていて何やら楽しそうでした。私は子連れじゃないので後方でチラ見することしかできませんでしたが、近所のおばあちゃんとおじいちゃんが小さい子どもたちに折り紙を教えている様子が見えましたよ。こういうのって素敵だなあと思いました。
今は、おじいちゃんおばあちゃんと同居している家族も少ないですからね。こういう場所で地域の年輩の方と小さい子どもが接することができているんだなあと勉強になりました。ボランティアの方々も、まるで孫のように可愛がっていました(笑)癒される光景です。

本屋さんの楽しみ方

本屋さんってただ単に本を購入するだけのところではありません。ほかにもいろいろな楽しみ方があります。
そのうちのひとつは、これは多くの人がしていることかもしれませんが「本の立ち読み」です。以前は主に雑誌等で立ち読みができないようにすずらんやテープで縛られていたりしましたが、最近では少なくなり多くの書店で大体の本が立ち読みできるようになったと感じています。定期購読している人にはあまり関係ないかもしれませんが、欲しい情報が載っている時だけ買いたいという人にとっては、内容を確認してから買えるというのは嬉しいですよね。
雑誌や料理本などは立ち読みによって情報を確認して、気に入ったら購入すればいいしょう。ただし、情報を仕入れるだけ仕入れて買わないというのはマナー違反だと思っているので、立ち読みするときには必ず買う前提であることが私の中のマイルールです。
立ち読みといっても内容を読むのではなくブラブラと本棚の周りを歩いて「世の中にはこんな本がでまわっているんだ!!」と本のタイトルだけを見てい感心するのもありかもしれません。また最近は大きな書店では特に、書店付属のBOOKCAFEをやっているところもあり、本屋の中の好きな本をカフェに持ち込んで好きなだけ読んでも良いというシステムも増えてきたようですね。不意に暇な時間が出来てしまった時などはこのように本屋に足を運んでみると楽しいですよ。